テクノバンド・電気グルーヴが18日、新たなマネジメント会社「machi inc.」の設立を発表した。

 同バンドは、メンバーのピエール瀧が今年3月に麻薬取締法違反で逮捕され、6月に懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を受けた。

 4月2日に瀧が起訴された際、当時の所属事務所だったソニー・ミュージックアーティスツは同日付で契約を解除。相方の石野卓球についても、6月30日付で契約を終了。これに伴い、電気グルーヴのマネジメント業務を終了していた。

 公式サイトでは10月29日付で、新会社“macht inc.”を設立し、2人のマネジメント業務を行うことを報告。

 また、ファンクラブ「DENKI GROOVE CUSTOMER CLUB」の設立、並びにオンラインショップの開設、YouTubeやツイッター、インスタグラムの新アカウント開始も発表。インスタグラムの初投稿では、瀧と石野の2ショット写真を公開している。

 「電気は海外でも人気で、国内ではテレビの仕事がなくても稼げるので、窓口さえ整えておけば後は続々とオファーが来そう。逮捕時は騒動になった瀧だが、もはや沢尻エリカの逮捕で騒動も忘れ去られようとしている」(音楽業界関係者)

 そして、気になる瀧の近況だが、発売中の「女性自身」(光文社)が報じている。
 同誌によると、今月中旬、瀧は自身が率いる草野球チームの試合で生き生きとプレーしていたという。

 巨額の賠償金が発生し、自宅を売却する可能性も報じられたが、動画配信サービスNetflixで8月に配信され話題になったドラマ「全裸監督」は出演シーンがカットされなかったこともあり、破格のギャラをゲット。

 そのため、生活には困らず、高級車を乗り回し、自宅も手放していないというのだ。
Netflixは海外資本で、スポンサー企業も特に入っていない。そのため、出演者が逮捕された場合なども、よほどの事態でない限り撮り直しなどは行わない」(芸能記者)

 うまく仕事を選んだおかげで、瀧も家族も路頭に迷わずに済んだようだ。

ピエール瀧