国際親善試合のブラジル代表vs韓国代表がUAEムハンマド・ビン・ザーイド・スタジアムで行われ3-0でブラジルが勝利した。

15日に行われたアルゼンチン代表との親善試合で敗戦を喫したブラジルは、その試合からスタメンを5人変更。フィルミノやウィリアン、チアゴ・シウバらに代えてコウチーニョやリシャルリソン、マルキーニョスらをスタメンで起用。[4-2-3-1]の布陣で1トップにリシャルリソン、2列目は右からガブリエウ・ジェズス、パケタ、コウチーニョと並べた。

一方、 14日に敵地で行われたレバノン代表とのカタールワールドカップ(W杯)アジア2次予選をゴールレスドローで終えた韓国は、その試合からスタメンを4人変更。GKキム・スンギュやナム・テヒ、イ・ヨンらに代えてGKチョ・ヒョヌやファン・ヒチャン、チュ・セジョンらがスタメンで起用された。

試合が動いたのは9分、コウチーニョのパスでボックス左に抜け出したロージのクロスをゴール前に走り込んだパケタがダイビングヘッドで叩き込んだ。

先制を許した韓国は、15分にソン・フンミンがミドルシュートでゴールを狙ったが、これはGKアリソンがキャッチ。ソン・フンミンは21分にも、ボックス左からコントロールシュートを放ったが、これはわずかにゴール右に外れた。

その後は一進一退の展開が続いたが、ブラジルが再びスコアが動かす。36分、ボックス左手前でファビーニョがファン・ウィジョに倒されてFKを獲得すると、これをコウチーニョが直接ゴール左上に突き刺した。

リードを広げられた韓国は、42分に反撃。ペナルティアーク左手前で獲得したFKをチョン・ウヨンが直接狙うと、GKアリソンの弾いたボールがコウチーニョに当たりゴールに迫ったが、これは左ポストに嫌われた。

迎えた後半も先にスコアを動かしたのはブラジル。60分、ボックス左横でパスを受けたロージがグラウンダーのクロスを供給すると、ボックス右手前に走り込んだダニーロがダイレクトシュートで豪快にゴールネットを揺らした。

3点差をつけられた韓国は、65分にファン・ヒチャンを下げてナ・サンホを投入。すると75分、バイタルエリア中央手前からソン・フンミンがロングシュートでブラジルゴールを脅かしたが、これはGKアリソンに弾かれる。

その後、ブラジルは80分にアルトゥールを下げてドグラス・ルイス、84分にパケタを下げてフィルミノ、88分にロージとガブリエウ・ジェズスを下げてエメルソンとロドリゴを投入し、試合をクローズ。コウチーニョの芸術FK弾などで3ゴールを奪ったブラジルが、韓国に完勝した。

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