不動の右サイドバック・酒井宏樹(マルセイユ)が不在となるベネズエラ代表戦にスタメン出場したFC東京のDF室屋成。後半は盛り返したものの、失点シーンに関与するなど納得いくパフォーマンスとはいかなかった。

室屋は8分、MFジェフェルソン・ソテルドに突破され、クロスを許す。それが、FWサロモン・ロンドンの先制点に繋がってしまった。「結構自分的には上手くついていたので、あのタイミングで上げられ田というか、、ボックス内なのでファウルはできないですし、難しい対応だったとは思います」と、その失点につながったシーンについて振り返った。

この日の日本代表は前半から相手の攻撃に手を焼き、劣勢に立たされた。「何本かカウンターの部分で相手が決まっていて、自分たちもラインが全体的に下がっていました」と守備陣の対応を口に。しかし、修正が効かず「そこで奪っても、ラインが低いので、そこを修正するのが難しかったです」と試合中の修正の難しさについて言及した。

国内でプレーしている室屋にとって南米の選手と対峙する数少ないチャンスだったが、結果は惨敗。「自分からしたら、あのような相手とやる機会自体少ない中で、少し独特なリズムだったり、そういったところに慣れていかないといけないかなと思います」と、チャンスを生かせなかったことを悔やんだ

日本代表で絶対的な主力である酒井の壁は高い。それでも、「今日は上手く行かなかったですし、学ぶ必要があります。これが良かったと言えるように、しっかり学んで生かしたいと思います」と語り、今回の反省点を生かしていくことを誓った。

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