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 ユニットコムが販売するゲーミングブランド「iiyama LEVEL∞」の「LEVEL-M0B4-R73X-ROR」は、Ryzen 7 3700XとGeForce RTX 2060を搭載するゲーミングパソコンで、ケースなどでコストカットを図り、スペックを充実させたモデルだ。15万678円からの構成になっており、環境更新を考える人にほどよい価格帯と、お値段以上ゲーム環境がポイントである。

 試用機の基本構成は、CPURyzen 7 3700X、GPUGeForce RTX 2060、8GBメモリー240GB SSD+1TB HDDとなる。前回ミニタワーケースの外観を中心にレポートしたが、今回は基本構成でのベンチマークを実施していく。

フルHD環境下であれば最高設定で快適にプレーできる

 ベンチマークは、「3DMark」「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク」「CINEBENCH R20」「Tom Clancy's Ghost Recon Breakpoint」を実行した。Tom Clancy's Ghost Recon Breakpointについては、ゲーム内にベンチマークモードがある。グラフィックドライバーは「GeForce 440.97 Driver」を使用した。

 3DMarkから見ていくと、GeForce RTX 2060らしいスコアとなっており、重量級のゲームであっても、ある程度のグラフィック設定ダウンで十分にプレイできそうなスコアとなっている。またCPU側にも余裕があるため、ソフトウェアエンコードしつつであっても、グラフィック設定を下げる必要はほとんどないだろう。

 次にFINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマークチェック。同ベンチマーク2019年時点では、高負荷のゲームタイトルでの動作の具合がわかりやすく、「高品質」「1920×1080ドット」「フルスクリーン」では、快適という結果になった。解像度を4Kに変更した場合は、さすがにスコアの低下が目立っているが、DLSSである程度のフォローは可能であるとも分かった。フルHD環境では不満らしい不満との遭遇率は少なめだが、4Kとなると割り切りが必要になると覚えておくといいだろう。

 CINEBENCH R15の結果は、OpenGL114.48fpsCPU2090cb、CPUシングルコア)が172cbとなった。Ryzen 7 3700Xは8コア/16スレッドで、用途やゲームタイトルによってはCore i9-9900Kとほぼ互角の性能を誇るCPUとなる。性能としては高めなので、実況配信などもある程度は快適にこなせるだろう。

 Tom Clancy's Ghost Recon Breakpointベンチマークについては、フルHD環境で60fpsに貼り付く設定であればよいということで、設定を探ってみたところ、ウルトラリセットの適用がベターとなった。つまりは最高設定で遊べてしまうため、フルHD環境下に限るが、とてもお買い得なパソコンといえる。

 基本構成でみて、やや足りない点としてはメモリーとストレージ。メモリーは、16GBあるだけでかなり快適になるため、なるべく増やしておきたい。2019年11月19日時点では、プラス4980円(税別)で8GB×2に変更できる。ストレージについては、システム用を500GB M.2 SSDに変更すると、OSだけでなく100GB近いゲームタイトルインストールする余裕も生まれる。とくに読み込みの面で快適になるため、3980円(税別)の追加コストとしてみても効果的だ。また、1TB M.2 SSDの場合は1万980円(税別)と、これもおトクである。予算に応じて検討してみよう。

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