■ 新港地区に誕生した「横浜ハンマーヘッド」とは

「ほかではできない体験ができる点が横浜ハンマーヘッドの特徴です」と山本編集長

2019年10月31日(木)にグランドオープンした「横浜ハンマーヘッド」。客船ターミナルを中核とし、1・2階に商業施設「ハンマーヘッドSHOP&RESTAURANT」、3~5階にはホテル「インターコンチネンタル横浜ピア8」があり、来年には公園「ハンマーヘッドパーク」も整備される予定だ。

特に注目を集めているのが24店舗が集まる「ハンマーヘッドSHOP&RESTAURANT」。ほかにはない新業態店、関東・神奈川・横浜「初」といった店舗が多く、また、買う、食べるだけでなく、さまざまな体験ができることも特徴だ。

■ 近隣のオフィスワーカーを「横浜ウォーカー」編集長が内覧会にご案内

そんな「横浜ハンマーヘッド」のオープン直前、10月28日(月)に近隣で働く人たちを対象とした内覧会が開催された。「横浜ウォーカー」でも山本篤史編集長が案内役を務め、15名のオフィスワーカーとともに現地を訪問。

山本編集長から施設の概要が説明された後、ハンマーヘッドを代表して古川佑作さんから挨拶があり、施設内の見どころやおすすめポイントなどが伝えられた。その後は内覧会の参加者が自由に施設内を見学して、飲食店での試食なども楽しんだ。

■ 店内に醸造所、蒸留所、焙煎所まである⁉

そんな参加者たちから驚きの声があがったのが「QUAYS pacific grill(キーズ パシフィック グリル)」。1・2階にまたがるこのニュー・アメリカンダイニングでは、世界中から厳選したシーフードのほか、店内でつくるビール、ジン、同じく店内で焙煎するコーヒーなども楽しめる。「醸造タンクを見ながら食事をするのなんて初めてです。これがここでつくられたのか、と思いながら飲むと、味もまた格別ですね」と参加者の一人。

■ ワークショップに参加できる新業態店

「鎌倉紅谷 Kurumicco Factory(クルミッコ ファクトリー)」は、自家製キャラメルクルミがアクセントのクルミッ子で人気の「鎌倉紅谷」の新業態店。販売スペースのほか、カフェスペースもあり、おもに土曜・日曜・祝日にはワークショップ(要予約。3000円。所要約90分。小学生以上対象)も開催される。そんな「鎌倉紅谷 Kurumicco Factory」の見学を終えたばかりの内覧者は「海側で景色がいいお店ですね。私は地元、横浜市民なんですが、実はハンマーヘッドクレーンについて知らなかったんです。でも、ここからは真正面から見られて、夜はライトアップされていて、圧巻でした」と景色を絶賛。

オーダーメイドのチョコレートが作れる

内覧者が「デートで来たいです!」と笑顔で話してくれたのは、「VANILLABEANS THE ROASTERY(バニラビーンズ ザ ロースタリー)」。横浜生まれのチョコレート専門店「バニラビーンズ」にとって全国初の新業態店で、チョコレートや雑貨の販売、カフェのほか、さまざまな種類のチョコ製造工程を見ることもできる。自分だけのチョコレートをオーダーメイドできる「TAB LABO(タブラボ)」(土曜・日曜・祝日15:00〜、先着30名限定、1,500円、所要約30分)というサービスがあるのもハンマーヘッドだけ。「こういう体験ができるっていうのが面白いですね。景色もいいし、今度はデートで来たいです!」と内覧者。

■ 横浜初上陸のラーメン店5軒がそろう

特に男性の内覧者が多く集まっていたのが、北海道味噌から九州豚骨まで個性豊かな人気店5軒が軒をつらねる「JAPAN RAMEN FOOD HALL(ジャパン ラーメン フードホール)」だ。併設のオーシャンバーにはドリンクを求める人が列を作りながら、どのラーメン店を選ぶか、相談し合っている模様。「ここはフードコートみたいに空いてる席を利用できるから、一緒に来た人と好みや気分が違ってても、それぞれが好きなラーメンを選べるのがいいですね」という意見も。

ほかにも、その場で撮影した画像でオリジナルパッケージが作れる「ありあけハーバースタジオ」、無料で生キャラメルを試食できる「YOKOHAMA CARAMELLABO(ヨコハマ キャラメルラボ)」など、ほかでは体験できないお楽しみが満載された「ハンマーヘッドSHOP&RESTAURANT」。ぜひ自分の目でその魅力を確かめてみて。(横浜ウォーカー・夏井坂聡子)

正面入り口前にて参加者一同で記念撮影