12月20日(金)テアトル新宿・ユーロスペースほかで全国公開される、劇場アニメーション映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』の新場面写真が解禁された。

第二次世界大戦中の広島・呉を舞台に、激化していく世の中で大切なものを失いながらも、日々を大切に前を向いていく女性・すずを描いた珠玉のアニメーション作品『この世界の片隅に』に、約30分の新規シーンが付け足され、“さらにいくつもの人生”が描かれた本作。主人公すずと、すずが嫁ぎ先の町で初めて出会う同世代の女性・リンとの交流を描いた、昭和19年秋と昭和20年冬から春にかけてのエピソードや、妹・すみを案じて過ごす中で迎える昭和20年9月の枕崎台風のシーンなどが追加される。

今回解禁となった場面写真は、北條家の一家が揃って花見をした満開の春や、すずと晴美で小松菜の種を植えた初夏、赤とんぼが飛ぶいわし雲を夫婦で見つめた秋、そしてテルとすずが出会う雪が多かった昭和20年の冬など、本作で描かれる四季の描写が写し出されたもの。美しい四季折々の端々に、登場人物が抱える”いくつもの想い”を垣間見ることができる場面写真となっている。



劇場アニメ『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』
12月20日(金)テアトル新宿・ユーロスペースほか 全国公開

【STORY】
広島県呉に嫁いだすずは、夫・周作とその家族に囲まれて、新たな生活を始める。昭和19(1944)年、日本が戦争のただ中にあった頃だ。戦況が悪化し、生活は困難を極めるが、すずは工夫を重ね日々の暮らしを紡いでいく。ある日、迷い込んだ遊郭でリンと出会う。境遇は異なるが呉で初めて出会った同世代の女性に心通わせていくすず。しかしその中で、夫・周作とリンとのつながりを感じてしまう。昭和20(1945)年3月、軍港のあった呉は大規模な空襲に見舞われる。
その日から空襲はたび重なり、すずも大切なものを失ってしまう。そして昭和20年の夏がやってくる――。

原作:こうの史代
企画丸山正雄
監督補・画面構成:浦谷千恵
キャラクターデザイン・作画監督松原秀
美術監督:林 孝輔
音楽コトリンゴ
プロデューサー:真木太郎 
監督・脚本:片渕須直
製作統括:GENCO 
アニメーション制作:MAPPA 
配給:東京テアトル 
製作:2019「この世界の片隅に」製作委員会

【CAST】
のん
細谷佳正 
稲葉菜月 
尾身美詞 
小野大輔 
潘めぐみ 
岩井七世
牛山 茂
新谷真弓
澁谷天外(特別出演)

(c)2019こうの史代双葉社 /「この世界の片隅に」製作委員会

『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』オフィシャルサイト
ikutsumono-katasumini.jp

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掲載:M-ON! Press