エクセルソフト(永山哲也代表取締役)は、Jungo ConnectivityのUSB/PCI/PCI-Express向けのデバイスドライバ開発ツールの最新版「WinDriver v14.20」を11月19日に発売した。
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WinDriverは、USBとPCI/PCI-Expressのデバイスドライバをユーザーモードで開発できるツールキット。ドライバを開発するにあたり、OSの内部構造またはカーネルレベルのプログラミングの知識を必要としない。Windows 10/10 IoT Core/Server 2016/8.1/8/7/Server 2012 R2/2012/2008 R2/2008(x86 32bitまたはx64 64bit)、Linuxに対応し、WinDriverで開発したコードは対応するOS間で互換性がある。常に最新のOSをサポートするようにアップデートを行っている。
短期間でドライバ開発を行うことができるウィザードによるグラフィカルな開発環境、API、ハードウェア診断ユーティリティとサンプルコードを提供する。また、WinDriverのカーネルドライバが、ハードウェアへのアクセスを提供するためWinDriverをインストール後、すぐに対象のデバイスと通信が可能。PCI/PCI-Express版では、汎用的なボードのサポートに加え、主要なチップベンダー(Xilinx/PLX/Altera など)に対して拡張サポートを提供し、FPGA搭載のPCI-Expressボードの割り込み処理やDMA転送などを実装するドライバをユーザーモードで開発できる。
今回の最新版では、Python 3用のコード生成のサポートと、USB 3/USB 3.1のサポートを追加した。また、WinDriverカーネルモジュールでWDFフレームワークを使用。さらに、最新のLinuxカーネルバージョンv5.3.6のサポートを追加した。
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