カリスマギャルモデルで、3児の育児の様子を綴ったブログが人気を集める心育児研究家・ブロガーの日菜あこが16日に自身のブログを更新。思春期の子供から「ウザい」と言われたときの対処法について綴り、反響を呼んでいる。

■「ウザ…」と言ってくる中1娘

現在、中3の長男、中1の長女、小5の次女の3人の子供を育てている、シングルマザーの日菜。子供たちとの日常をユーモラスに綴ったブログが人気で、思春期の子供との接し方に悩む親たちへのアドバイスを参考にしている読者も多い。

この日はそんな思春期の中3長男、中1長女との接し方について綴る。長男はしつこくなにかを言っても「うるさいな!」とキレてくるだけだが、中1長女は「同性だからこそ当たりきついし言い返したり、フルシカトしたりしてくる」そう。

この前夜も、テスト前日にも関わらず、ひらすらスマホをイジっていて勉強しない姿を見かねて「テストどう?」と話しかけたところ、「ウザ…」と、一言つぶやいただけでそっぽ向いたという。

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■「もー! 優しくして〜!」

ある意味、思春期の子供としては典型的とも言えるこの手の反応だが、ここで読者への質問返信へ。「『うざい』『死ね』などの言葉を発する息子への対処方法」を尋ねる質問が寄せられたことを、日菜は綴る。

この相談に対し、日菜は「私も今までは『は? 今何っつた?!』とか『何その態度!』とか突っかってたんだけど」としつつも、「そうすると相手もさらにイラとするし無駄だな時間だな…」と思うようになって、「もー! 優しくして〜!」と返すようになったという。

それをしたところで、娘の態度は「相変わらず」だそうだが、それでも長く揉めることはなくなったという。

■「勉強になります」「自分には無理」

叱るのではなく、自分の要求を穏便に伝えるという日菜流のコミュニケーション方法。

この記事に対し、読者からは「すごく勉強になります」「なるほど。私も、そんなことが言える心の余裕を持てるように頑張るぞ」などの参考にしたいという声が寄せられた。

しかし、一方では「自分にはできません」「私は反抗されたらイラってして色々言ったりしています。ダメですね」などの声も。たしかに、いくら相手が子供とはいえ「ウザい」と言われて大きな心でいるのも難しいだろう。

■子供の反抗期に戸惑う親

日菜のように、思春期・反抗期を迎えた子供との接し方に困ったり、振り回される親は少なくない。事実、しらべぇ編集部が行なった調査でも、「子供の反抗期はないほうがいいと思う」と回答した人は全体の3割弱存在していた。

反抗期を迎えた子供に対して、大きな心で接するのは難しい。しかし、言い返してメリットがあるワケでもない。

親が辛い想いをするのは変わらないかもしれないが、傷口を広げないという意味では、日菜の対処法は参考になるのではないか。

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(文/しらべぇ編集部・宝田洸太

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20~60代の子供がいる男女630名(有効回答数)

ギャルママ、中1娘に「ウザ…」と言われた際の対処法 「勉強になる…」