ウェールズ代表FWギャレス・ベイルが代表戦後に見せたある行動が物議を醸しているようだ。19日、イギリス紙『BBC』が報じた。

 19日、EURO2020予選グループE最終節が行われ、ウェールズ代表がハンガリー代表を2ー0で下した。この試合の結果グループ2位に浮上したウェールズが、逆転での本戦出場を決めている。

 この日1つのアシストを決めて勝利に貢献したエースのベイルだが、ファンの注目をより集めているのはそのピッチでのパフォーマンスではなく、試合後のセレブレーションでの一幕だ。チームメイトが集まって歓喜に沸く中、なんとその数名が「ウェールズ、ゴルフ、マドリード。この順番だ」という文字の入った国旗を手にし、それを前にベイルも満面の笑みを見せていたのだ。

 この言葉は、過去にレアル・マドリードOBのプレドラグ・ミヤトヴィッチ氏が放ったもので、レアル・マドリードへの献身的な姿勢に欠けるベイルを揶揄したものだった。しかし、それを肯定するかのように見せたベイルの行動により、レアルファンの信用はさらに失われてしまったかもしれない。

代表戦後の一幕が物議を醸しているベイル [写真]=Getty Images