レアル・ソシエダノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴーアが、所属元のレアル・マドリードとの試合で負傷離脱から復帰する可能性があるようだ。スペイン紙『マルカ』が20日に伝えた。

 ウーデゴーアは今夏にレアル・マドリードから2年間のレンタル移籍でレアル・ソシエダに加入。これまでリーガ・エスパニョーラ11試合に出場し、9月には2ゴール2アシストを記録してリーグの月間MVPに選ばれる活躍も見せていた。

 しかし、かかとの負傷により直近のリーグ戦2試合の欠場を強いられ、ノルウェー代表も不参加となっていたが、20日朝のチーム練習に合流した模様。『マルカ』紙によると、24日にアウェイで行われるリーガ・エスパニョーラ第14節のレアル・マドリード戦で復帰できる見込みのようだ。

 現在20歳のウーデゴーアは神童と呼ばれ、わずか15歳でノルウェーのA代表デビューを飾った。16歳になると欧州中のビッグクラブが熱視線を送り、多くのクラブで練習などに参加し去就に注目が集まったものの、最終的にはレアル・マドリードが契約を勝ち取った。加入直後はBチームでプレーしていたが、4カ月後の2015年5月にはトップデビューを飾った。だが、その後はトップでの出場機会に恵まれず、2017年1月から今夏までオランダでの武者修行が続いていた。

レアル・ソシエダに所属するウーデゴーア [写真]=Getty Images