凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:麿 秀晴、以下 凸版印刷)は、2019年11月25日(月)から27日(水)に開催される「High Security Printing ASIA」(会場:ヨコハマ グランド インターコンチネンタル・パシフィコ横浜)に出展します。「High Security Printing ASIA」は、2002年に始まった、アジア地域におけるパスポート・IDカード技術や紙幣などのセキュリティ商材に特化した国際会議です。例年、各国の政府省庁や、中央銀行、国立の印刷局、セキュリティ印刷を手がけている印刷会社、システムインテグレーターなど、さまざまな組織の代表が集まり、今回初めて日本で開催されます。
 今回、凸版印刷はパスポート印刷をはじめとした高い偽造防止技術や、真贋判定を可能とする特殊インキ材料を使用したセキュリティ性の高い印刷技術などを紹介するブース出展と、「Enhancing Security Features for Identity Documents」・「'Floating & Moving' - New OVD Security Features」をテーマに最新のIDセキュリティ技術や光学技術について講演を行います。また、凸版印刷はゴールドスポンサーとして、「High Security Printing ASIA」参加者へ配布される入場証も提供予定です。

■ 主な展示内容
(1)パスポート・ID関連
・高い視覚認識性と偽造防止性を実現したウィンドウセキュリティ技術「IN-signia™

 主にパスポートのポリカーボネートデータページ(顔写真が載るページ)に使用されます。券面の透明なウィンドウの中に、ウィンドウから視認できるアルミ製のグラフィックを配置し、その上に所有者の第二顔写真をレーザー印字します。それにより、高い視認性を実現するだけでなく、グラフィックが顔写真を守るため、券面の裏側から顔写真を偽造する犯罪を防止することが可能です。
・高耐熱・耐久性の高解像度カラープリンタ「CP500」及びレーザーエングレーブ機「Power Perso DLE
 「CP500」はカラー印字部に顔料インキを使用し、高耐久かつ高速にカラー印字を行えるカードプリンタです。印刷面のドット形状が特殊であるため、偽造が難しく、ルーペで印刷した部分を見るだけで真贋判定が可能です。
 「Power Perso DLE」は、レーザー光でカード内部を発色させる方式のため、表面の擦りに強く、高い耐久性と耐溶剤性も備えたカードが作成できます。
 これらの顔料印字とレーザー印字を組み合わせることで、高いセキュリティ性と耐久性を実現するハイブリッドカードが作成可能です。
左:CP 500  右:PowerPerso DLE
・高いデザイン性・輝度実現したポリカーボネート内蔵用ホログラム 「Crystagram(R) PC」
「Crystagram(R) PC」はパスポートのデータページやIDカードに使用されているポリカーボネート基材に内蔵可能なホログラムです。ポリカーボネート基材にホログラムを内蔵するためには、転写工程やレーザー印字工程が原因で起こる輝度・視認性の低下が課題になっていました。しかし「Crystagram(R) PC」は、低温での転写を可能にし、高い輝度と高いデザイン性を実現することができます。
「Crystagram(R) PC」
・「High Security Printing ASIA」入場証
 「High Security Printing ASIA」のゴールドスポンサーとして凸版印刷は、「IN-signia™」と「Crystagram PC™」が搭載されたカード基材に「CP500」と「Power Perso DLE」を使って印刷された入場証を提供。参加者に配布される予定です。 (2)紙幣関連
メキシコ紙幣でも使用されている「紙幣向け真贋判定インキ」
 凸版印刷は、2017年より、オフセット印刷の工程で紙幣に真贋判定可能な機能を付与する高セキュリティインキを提供しています。紙幣印刷用のインキに少量加えるだけで、その色や印刷適性に影響を与えることなく、近赤外線光源を用いた真贋判定効果を実現しました。本インキは、メキシコ立憲100周年記念紙幣のセキュリティ技術として採用されたのち、検証や加工試験を経て、2018年より新シリーズメキシコペソ(200ペソ・500ペソ)に順次採用されています。


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以  上

配信元企業:凸版印刷株式会社

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