イタリア代表のロベルト・マンチーニ監督が、エヴァートンに所属している同国代表FWモイーズ・キーンに対してアドバイスを送った。20日に、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
ユヴェントスの下部組織で育成されたキーンは、今夏の移籍市場でエヴァートンに加入。だが、プレミアリーグではここまでフル出場が1試合のみと、アピールのチャンスをあまり与えてもらえていない。
19歳のキーンは、今年3月に行われたEURO2020予選のフィンランド戦で代表初スタメン&初得点を記録し、一躍脚光を浴びた。それだけに、プレミアリーグでくすぶっている現状は本人も想定していない事態だったことだろうが、マンチーニ監督は異国の地で苦しむ新星を見捨ててはいないようだ。
「キーンが常にプレーできるクラブを見つけられることを望んでいるよ。彼はEURO2020にイタリア代表の一員として参加できるだけの選手だからね。今から来年の5月までに彼が何をするか。全てはそれ次第だ」
悩める若き才能の、再覚醒が待たれる。
コメント