米国の月刊誌「コンシューマー・レポート」は権威ある消費者情報誌とされているが、同誌がこのほど発表した自動車の信頼性ランキングにおいて、日本車がランキングの上位10位のうち9つを占め、ほぼ独占した。

 中国メディアの今日頭条は19日、世界で最も成熟した自動車市場である米国において日本車が極めて高く評価されていることを紹介する記事を掲載した。

 記事は、自動車を購入するにあたって「信頼性」を重視する中国人消費者は多いと強調し、現在の中国市場ではトヨタ車をはじめとする日系車は「高い信頼性と良好なクチコミ」を背景に販売台数を伸ばしていると強調した。

 続けて、米「コンシューマー・レポート」が発表した「信頼性の高い車」に関するランキングでは、上位10位のうち9つが日本車であったことを紹介。中国と米国では人気のある車種や販売されている車に大きな違いがあり、「信頼性の高い車」に関するランキングには「中国人にとって馴染みのない日本車」もあるようだが、「上位10位のうち6つがトヨタ車であった」ことや、中国市場で大きなシェアを獲得しているドイツ車がランキングに食い込めなかったことは「驚くべきこと」だと強調した。

 記事は、世界で最も成熟した自動車市場である米国において、日本車がこれだけ高く評価されているのは「手頃な価格と高い品質があってこそ」だと伝えている。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:123RF)

権威ある消費者情報誌で日本車が信頼性ランキングをほぼ独占=中国メディア