かつてインテルなどで活躍した元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノ氏が、今シーズンのセリエAで2位につけている古巣について言及した。20日に、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。
インテルは現在、セリエAで首位・ユヴェントスを勝ち点「1」差で追いかけている。ここ数シーズンはユヴェントスに大きく勝ち点差を広げられることが多かったが、アントニオ・コンテ監督が就任した今シーズンは、ここまで充実した戦いができている。
2012-2013シーズンにインテルに所属していたカッサーノ氏は、古巣の現状についてこう分析している。
「今の彼らは、(アントニオ・)コンテがユヴェントスを率いた初年度を思い出させるね。俺はその時ミランにいたけど、ユヴェントスにスクデットを持っていかれたんだ。今シーズンは、ユヴェントスがいくつか勝ち点を取りこぼしている。インテルは彼らからなるべく離されないようにすれば、優勝する可能性はかなり高くなるだろう」
スクデットの希望を抱かせるインテルの戦いに、かつての“悪童”も期待を膨らませているようだ。
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