ウクライナ、ハリコフの街では猫が同乗してくれる猫タクシーがあるという。この個人タクシーの運転手はオレクサンドル・ジグリャさん、そのタクシーに乗っているのが愛猫のティー(2歳)だ。
一般的に車嫌いな猫が多いが、ティーの場合は車が大好きでジグリャさんが運転中は車内でくつろいでいるという。
―あわせて読みたい―
こんな配達員に来てもらいたい!愛猫を肩に乗せて荷物を運ぶ猫付自転車配達員(アメリカ)
猫の竜之介と勝次おじいさんの幸せドキュメント。肩に乗ってバイクでお散歩、いつも一緒が楽しいね
出会った時から冒険だった。2匹の捨て猫と巡り合い、数々の困難を乗り越えながら一緒に旅を続けた2匹と2人旅
定員数あわなくなりそう!ベトナム・ハノイ名物猫バイク
1人と1匹と1台。風の向くまま気の向くままに、猫と旅するオーストラリア
Cat Taxi
タクシーに必要なのは猫
もともとは車の修理サービス業を営んでいたジャグリさんは、タクシー運転手になろうと決めていた。魅力的なタクシーにするには顧客がリラックスし、温かい気持ちになってもらうことだ。それには、猫とお茶と毛布が足りないことに気が付いたという。
そこでタクシーに猫を乗せることを思い立った。といってもどんな猫でも良いわけではない。車が好きで、人が好きな猫でなければならない。
そこからジャグリさんの猫探しが始まった。
茶トラ柄の子猫との出会い
彼が2年以上前に出会った茶トラ柄の子猫は適任だった。この子猫は車の修理をしていたときに出会った野良猫だった。とても人懐っこくジャグリさんの脚にすり寄ってきたという。
子猫を肩に乗せてみるとがっちりとジャグリさんの肩をつかんだ。肩に乗せたまま歩いてみると、子猫はうまくバランスをとり肩から落ちることはなかったという。
子猫に心を奪われたジャグリさんはそのまま飼い主となると同時に、タクシーに同乗させることを決めた。
子猫はティーと名付けられた。ティー(お茶)という名前で毛皮(毛布)を持つ猫は顧客を快適にするすべての条件を兼ね備えている。
ジャグリさんの予感は的中した。ティーは車を全く恐れないどころか車に乗るのが好きだったようだ。車内でもおとなしくしており、知らない人が乗ってきてもフレンドリーに接するという。
顧客には猫がいることをアナウンス
訓練期間を経て、ティーはついにタクシーの乗務員となった。
ジャグリさんは顧客を乗せる前、あらかじめ猫がいることを告げるという。それでもOKというお客さんのみを乗せる。
念のため、ネコアレルギーの人が乗ってきた場合には、アレルギーの症状を抑える抗ヒスタミン剤を提供するという。
猫タクシーは地元で人気となり、今では猫好きな顧客から毎日20件ほどの予約をもらうという。
国によってはシートベルトやケージなしでペットを車に乗せることは禁じられているし、万が一のことを考えると猫ちゃんの安全が気がかりなのだが、どうか無事故でティーにとっても心地よい日々が続きますように。 全文をカラパイアで読む:
http://karapaia.com/archives/52284862.html
こちらもオススメ!
―動物・鳥類についての記事―
【訃報】怒れるヒツジのラムブロさん、虹の橋を渡る(閲覧若干注意)
猫が痛みを感じているときの表情を見分けるコツが判明(英研究)
猫と赤子の密会現場が監視カメラにとらえられる。ピロートークを繰り広げていた模様(アメリカ)
大きな犬を踏み台にしてすくすく育つよ子ヤギたち
ピューマのメッシ、飼い主さんに今日も甘えん坊全開。ラブラブな毎日を覗いてみよう
―動画の紹介記事―
【訃報】怒れるヒツジのラムブロさん、虹の橋を渡る(閲覧若干注意)
第一次世界大戦で海に沈んだ船から900本の酒瓶を回収。102年前のお酒の味は?
圧巻!機械仕掛けの巨大ドラゴンがフランスの町に出現。ラ・マシンの最新作がお披露目
猫と赤子の密会現場が監視カメラにとらえられる。ピロートークを繰り広げていた模様(アメリカ)
大きな犬を踏み台にしてすくすく育つよ子ヤギたち
カラパイアの公式アプリがついにリリース!サクサク見やすい、使いやすいよ! https://t.co/0PBhJB1jK7 pic.twitter.com/M1QblHgKJ7
— カラパイア (@karapaia) 2017年12月9日
コメント