松下奈緒主演、その“バディ”を木村佳乃が務める2020年1月9日(木)スタートのドラマ「アライブ がん専門医のカルテ」(フジテレビ系)に、清原翔岡崎紗絵木下ほうか藤井隆の出演が決定した。

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本作は、内科の中でも腫瘍内科(メディカル・オンコロジー)というがんに特化した診療科を舞台に、今の医療現場に最も求められているがんのスペシャリストたちの戦いと苦悩を描く“メディカル・ヒューマン・ストーリー”で、完全オリジナル作品となっている。

松下は腫瘍内科医・恩田心(こころ)を、木村は消化器外科医の梶山薫を演じる。

“腫瘍内科”の英訳がメディカル・オンコロジーであることから、本人の名前とかけて院内では「オンコロ先生」と呼ばれている心。

そんな腫瘍内科で働く“チーム・オンコロ”の医師役として、今回出演が決定した4人が登場する。

清原翔…結城涼役

2年目の研修医で、さまざまな診療科を回った後、研修医最後の期間を、腫瘍内科に身を置くことになる。

医師家系のエリートで、性格はクールかつ冷静沈着でぶっきらぼう。ただ、冷徹な人間というわけではなく、実は熱い思いを奥底に抱えている不器用な人間。はっきりと物を言うため、誤解されることもしばしば。

家族全員が外科医であり、自らも外科医志望。研修期間に腫瘍内科を選んだ理由は、外科医としてがん診療を見ておく必要があると思った程度で、時間の隙間を見つけては外科の勉強をしている。

松下とは今作が初共演となり、医師役は2度目となる。

岡崎紗絵…夏樹奈海(なみ)役

結城と同じく2年目の研修医。研修医最後の期間を腫瘍内科で過ごす。常に前向きで、努力家だが、たまに頑張りが空回りしてしまうことも。

あるきっかけから小児科医を目指している。唯一、小児がんだけは小児科医が診ることになるため、その時のために備えたいという理由から、研修に腫瘍内科を選ぶ。心の診療方針を間近で見て学び取ろうとする。岡崎も松下とは本作が初共演。

木下ほうか阿久津晃役

心たちが勤める腫瘍内科の部長。今の病院に腫瘍内科を立ち上げた当人で、立ち上げとともに心を呼び寄せた。あっけらかんとした人柄で、楽天家。

部下に対しては非常に寛容で、基本的に診療は心たちに任せ、心たちの成長を見守っている。

一方で自分の本分は、院内での腫瘍内科の地位向上のみならず、より多くの人に腫瘍内科の存在を知ってもらうこと、そして“がんになれば助からない”という旧来のイメージを払拭(ふっしょく)し、最新のがん治療を広く理解してもらうことだとして、頻繁に取材を受けたり、海外のがん治療を視察したりと、常に忙しくしている。

藤井隆…光野守男役

心の同僚。元々は優秀な麻酔科医だったが、第5子が産まれたことをきっかけに、勤務時間がある程度決まっている腫瘍内科に転科してきた。

底抜けのイクメンで、妻を手伝うために定時までに仕事を終わらせて帰宅することが目標。

腫瘍内科医としてのキャリアは心よりも浅いが、陽気で朗らかな人柄は医師からだけでなく、患者からの信頼も厚く、腫瘍内科の慢性的な人手不足を嘆きながらも、心とともに日々、懸命に患者と向き合っている。

藤井は「逃げるは恥だが役に立つ」(2016年TBS系)以来、およそ3年ぶりの民放連続ドラマ出演。またフジテレビ系連続ドラマが初出演という藤井は、松下とは初共演で、初の医師役となる。

■ キャストからメッセージ

――オファーを聞いた時の感想をお願いします。

清原:腫瘍内科という、まだ聞きなじみがない、がん診療を行う科が舞台と聞いて、心が引き締まりました。身近にある病気だからこそ、皆さんに伝えられるようにしっかり演じたいと思いました。

岡崎:とてもうれしかったです。腫瘍内科を私自身、知らなかったので、知るきっかけになりました。医療ドラマは命あることの尊さ、人とのつながりがとても濃く出るドラマだと思うので、大切に演じたいと思いました。

木下:扱う内容が決してひとごとではなく、関心の高い問題であることから、強く責任を感じています。とはいえ、物語の中で緩和としての役割をしっかり果たせる働きをしていきたいと考えています。

藤井:フジテレビの医療ドラマに呼んでいただいたことに驚きました。頑張ろうと思います。

――役を演じる上での意気込みをお願いします。

清原:一見クールだけど、熱い思いがある。そんな結城をどう演じるか、本当に楽しみです。腫瘍内科の皆さんで一致団結できるよう頑張ります。

岡崎:一生懸命で真っすぐな女性なので、私も奈海のように真っすぐに作品と向き合い、奈海の人に寄り添える優しさを出していけるよう、精いっぱい頑張ろうと思います。

木下:現時点でプランは立っていませんが、優れたスタッフ、キャストと取り組めることが分かっているので全く不安はありません。特に共演者として松下さん、木村さんとは既に信頼関係が築けているので安心ですし、基本的には藤井くんに頼って、相談しながら取り組んでいきたいと考えています。

藤井:先日、打ち合わせと衣装合わせでスタッフの方々とお会いしました。皆さんが丁寧にこのドラマを作っていこうとなさっている姿を見て、ご迷惑お掛けしないように私も丁寧な気持ちを持って参加させていただこうと思いました。光野は5人の子供がいる医者です。

きっと生きることにたくましく強い人なんじゃないかな、と思っています。どこまで体現できるか分かりませんが、ご覧いただく方に光野のそんな強さもふと感じていただけるよう頑張ります。

――最後に視聴者へメッセージをお願いします。

清原:“がん”という、きっと皆さんも身近に感じるであろう病気を扱うドラマなので、共感していただける部分があると思います。丁寧に結城涼という人物を演じたいと思います。ぜひ、皆さん楽しみにしていてください。

岡崎:人と人とのつながり、命の大切さを再確認できるドラマとなっていて、それだけではなく隠された過去や秘密があったりと気になる展開がたくさんあるドラマです。その部分も楽しみに見ていただけるとうれしいです。

木下:まだ発表されていない魅力的な共演者もいるので、素晴らしいチームワークをお見せすることができるはずですのでご期待ください!

藤井:最後まで毎週ご覧いただけるような、そんなドラマになるよう頑張ります。1月9日木曜日夜10時から、どうぞよろしくお願いします。(ザテレビジョン

2020年1月9日(木)スタート「アライブ がん専門医のカルテ」(フジテレビ系)の追加キャスト