ムロツヨシが、11月21日に開催された「GQ MEN OF THE YEAR 2019 授賞式・記者会見」に出席。「GQ MEN OF THE YEAR 2019」のアクター・オブ・ザ・イヤー賞を受賞し、感謝の思いを明かしつつも、撮り下ろしの紹介写真への不満をぶちまけた。

【写真を見る】確かに「頭痛の男が着飾っている」ようにも見える…ムロツヨシが紹介写真を見詰める

「GQ MEN OF THE YEAR」は、生き方、仕事、スタイルにおいて、「GQ JAPAN」読者をインスパイアし、各分野において圧倒的な活躍を見せた男性に贈られる賞。

2018年は「新しい男らしさ」(THE NEW MASCULINITY)をテーマの一つに掲げて選出されたが、14回目となる2019年はそのテーマも引き継ぎつつ、新たに「THE GLOBAL IDENTITY」(国を越えるアイデンティティ)というテーマも追加。

五十嵐カノア選手(プロサーファー)、石原良純賀来賢人King & Prince草刈正雄、kemio(けみお)、霜降り明星ムロツヨシラグビーW杯2019日本代表の田村優選手、トンプソンルーク選手、松島幸太朗選手、リーチマイケル選手が受賞した。(松島選手、リーチ選手は授賞式欠席)

ムロツヨシ「このような賞を頂けるような男になるとは」

ドラマ、映画、舞台、バラエティーなど、さまざまなジャンルで活躍し、2019年一気にスターダムに駆け上がったことを認められたムロは、アクター・オブ・ザ・イヤー賞を受賞。

まぶしい笑顔でステージに登壇したムロは「本当にこのような賞を頂けるような男になるとは全く思っていませんので、『本当にありがたい』、その言葉に尽きます」と感謝。

だが、授賞式が始まる約1時間前に、GQ JAPANのTwitterで頭を抱えた撮り下ろしの写真とともに受賞が発表されたことについて触れ、「友人から『頭痛いの?』『頭痛薬を用意しておきます』など連絡がきて、みんなが“頭痛い”ことしか触れてこない」とこぼす。

続けて「GQさんに言いたいのは、僕に写真を選ばせてほしかった。僕が見ても頭が痛い男がただ着飾ってるだけに見えるもので」との文句を言うも、「ただこれを『カッコイイ』と見てくれる方がいたらうれしいなと思います」と笑顔を見せた。

今回、着用しているスーツがラルフローレンのものだそうで、「学生の頃はワンポイントポロシャツしか買えなかった男が、今『GQ MEN OF THE YEAR』全部ラルフローレンです」と感極まった様子で明かすと、会場からわずかな拍手が。ムロは「まばらな拍手が…」とすかさずツッコミ、会場を笑いで包む一幕も。

最後には「ちょっとしたら写真を変えたいと思います」と宣言し、終始、ムロ節全開で会場を盛り上げた。

受賞者同士のトークでは、2020年の抱負を告白。司会の宇垣美里から「人たらし」と紹介されたことについて触れ、「来年は“人たらさない”。“孤独のムロ”という新しいムロを皆さんに見せたい」と宣言していた。(ザテレビジョン・取材・文・撮影=TAKAMI)

ムロツヨシが「GQ MEN OF THE YEAR 2019」授賞式に登場した