●メディア企業として初めて「気候変動に関する国際連合枠組条約」の「ファッション業界気候行動憲章」に参加することを発表
エレンマッカーサー財団の「新プラスチック経済グローバル・コミットメント」(Ellen MacArthur Foundation New Plastics Economy Global Commitment)に加わり、雑誌等の商品パッケージから再利用不可能なプラスチック等の削減を公約
●事業運営に際し排出するCO2等の温室効果ガスについての評価を行い、公約目標を今後設定することを発表


コンデナスト(本社=ロンドン/ニューヨーク)は、地球環境・気候変動に対応するアクションに関連し、国際的企業としての公約を発表しました。メディア企業として初めて「気候変動に関する国際連合枠組条約」の「ファッション業界気候行動憲章」に参加し、また、エレンマッカーサー財団の「新プラスチック経済グローバル・コミットメント」(Ellen MacArthur Foundation New Plastics Economy Global Commitment)に基づき自社の雑誌等の商品パッケージから再利用不可能なプラスチック等の削減をしていく方針を発表しました。

コンデナストは、国際連合エレンマッカーサー財団とのパートナーシップを通じ、新たな取り組みを行い、アカウンタビリティーを果たしながら、気候変動という世界で最も重要な問題について、問題に対する抜本的な変化を高い水準で主導して参ります。さらに、コンデナストは、『VOGUE』や『GQ』『WIRED』などを通した世界10億人規模のオーディエンスへリーチしている発信力を活かして、ファッション業界・メディア業界での気候変動についてのアクションを推進して参ります。

「コンデナストには、世界で最も影響力のある象徴的なブランドがあります。私達にはこれらのブランド力を使って人々に関心を持っていただき、必要な変化を定義し、問題解決へ導くという責任があります。それによって私達のオーディエンスや私達が関連している業界全体に必要な情報が行き渡り、それによって気候変動に対してのアクションが生まれていくことを推進します。」とコンデナスト のCEOであるロジャーリンチは述べています。「また私達には自社の事業を最も持続可能な方法で運営していくという責任もあります。私達はより良い地球市民になる努力として、私達の取り組みの進捗の評価や報告を続けることを約束します。」

コンデナストは、「気候変動に関する国際連合枠組条約」の「ファッション業界気候行動憲章」に参加する世界で最初のメディア企業として、インディテックスやケリングそしてステラ・マッカートニーといったファッション業界のキープレイヤーとも協力し、ファッションやメディア事業運営において環境や気候に悪影響を与えないような”クライメート・ニュートラル”な活動を推進し、より安全な地球環境を形成していくことに貢献して参ります。このような取り組みを通じ、ファッション業界全体として、廃棄繊維処理、汚染水処理、公害対策などを含み、環境問題に貢献して参ります。「ファッション業界気候行動憲章」に参加するにあたり、またより広い意味での環境に関するアクションを広めていくため、ファッション業界のパートナーと協力し、洋服の再利用や持続可能なファッションの推進、環境への影響の少ない革新的な原材料テクノロジーの開発などを推進し、お客様がより環境に良いファッションに価値を見出していただけるよう、活動して参ります。

さらに、コンデナストは、エレンマッカーサー財団によって立ち上げられた国連環境計画の「新プラスチック経済グローバル・コミットメント」(New Plastics Economy Global Commitment)にも加盟いたしました。2019年度中にコンデナストが管轄する米国以外の各国オフィスの半分以上が、雑誌や新聞またはその両方のパッケージに使われる素材に石油ベースのリサイクル不可能なプラスチックの使用を取りやめていく取り組みを始めました。これにより、プラスチックの使用を完全に撤廃するか、またはリサイクル可能なパッケージ、または地球環境に配慮した素材の利用に切り替えていくことを目指します。また、米国においても、2020年にすべての刊行物について同様の計画を発表する予定です。これらの取り組みにより、コンデナストは、2025年までに事業を運営している全てのマーケットにおいてリサイクル不可能なプラスチックの使用を削減して参ります。

コンデナストは、より持続可能なビジネスモデルへと変革を続ける中、環境への影響を自ら評価、公開し、最小限にとどめて参ります。これに際し、まず2020年初頭に、コンデナストとしての環境に対する活動についての評価レポートを作成し、CO2等の温室効果ガスの排出に関する目標値を設定することを含む、グローバルなサステイナビリティーに関する計画とロードマップを発表する予定です。

「ファッションはいつの時代も社会の大きな変化を反映し、文化の一翼を担ってきました。ファッションにこれほど影響力があるのはそれが常に時代に即しているものだからです。今日、デザイナー、アイテムの製造に関わる人々、ファッション・ブランド、およびファッション・ジャーナリストには、私達がファッションをどのように創造し、消費するべきかということを根底から想像しなおし、デザインを変え、再構築する責任があります。世界でナンバー1のファッション・パブリッシャーとして、このような前向きな取り組みを牽引し、最善を尽くすことを私達は約束します。私達には、パリ協定の目標を達成するという確固たる意志があります。」とコンデナスト・インターナショナルのグローバル・COOウルフギャング・ブラウは述べています。

コンデナストは、地球環境や気候変動に関するコミットメントとそれに伴うコンデナスト全域での戦略策定を行うと同時に、『VOGUE』や『GQ』、『WIRED』 および 『AD』といったメディア・ブランドのユニークな切り口を通じ、読者の皆様が実際どのように持続可能な生活を送ることができるかということを発信してまいります。
「私は本日のコンデナストの発表を歓迎します。コンデナストは「ファッション業界気候行動憲章」に参加した初めてのメディア企業です。これはコンデナストが、パリ協定の目的達成に貢献しようというコミットメントの表れです。このことによって、あらゆる業界や個人ひとり人りが、このような活動に参加することが必要であることを表しています。」と国連の気候変動枠組条約事務局長のパトリシア・エスピノーサ氏はコメントしました。

「国際的なメディア企業としてのコンデナストのエンゲージメントは、ファッション業界によるサステナビリティへの取り組みを広め、様々な業界がより広範囲に、そして速やかに気候変動に関する活動をしていくために大きな価値があります。」

コンデナストは、事業を展開する世界31か国での比類なき影響力を発揮し、気候変動に対するアクションを通じ変革をもたらして参ります。当社は、世界でもトップクラスのクオリティーを持つコンテンツやユーザー体験を提供しながら、様々なファッション業界のステークホルダーと連携しながら「ファッション業界気候行動憲章」に参加している企業としてより持続可能なアプローチでの事業運営を行って業界をリードして参ります。

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【Condé Nast概要】
Condé Nastは国際的なメディア企業で、VOGUE、New Yorker、GQ、GLAMOUR、AD、VANITY FAIRおよびWIREDその他の象徴的なブランドの出版元。様々な賞の受賞対象でもある当社のコンテンツは紙媒体で8千4百万人、デジタル媒体で3億8千5百万人、SNSで3億9千万人に配信されており、毎月10億回以上のビデオへのアクセスを作り出している。当社はニューヨークロンドンに本社を置き、中国、フランスドイツインドイタリア、日本、メキシコ&中南米、ロシアスペイン、台湾、イギリス、そしてアメリカ合衆国など世界31か国のマーケットで現地のライセンス・パートナーと共にビジネスを展開。2011年立ち上げのCondé Nast Entertainmentは映画、テレビ、SNSとデジタル・ビデオ、およびバーチャル・リアリティーのプロダクションおよび配給会社で、数々の賞を受賞している。
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配信元企業:コンデナスト・ジャパン

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