Amazonはゲームストリーミングサービスを開発中で、Sony Interactive Entertainment(以下SIE)、Microsoft、Googleと同様にクラウドゲーミング市場に進出しようとしている。

 第一報をもたらした「The Information」によると、ふたりの関係者がインタビューに答え、来年以降のサービス開始を予定していることを明かした。また、別のメディアPolygonはAmazonの求人一覧ページからシアトルカリフォルニアで少なくとも2人のゲームエンジニアを採用しているのを発見した。

 11月22日には、Googleのクラウドゲームプラットフォーム「Stadiaが正式サービスを開始したばかりだが、ローンチタイトルの少なさや大きな入力ラグが発生するなどして批判を受けており、けっして評判がいいとはいえない。また、MicrosoftXbox One向けのタイトルを中心に揃えた「Xcloud」を開発中だが、どちらも国内でのサービス展開は2020年以降になると予想されている。

(画像はYouTube 「Google GDC 2019 Gaming Announcement」より)

 そのほか、SIE「PlayStation Now」を利用してPlayStation 4PlayStation 3クラウドゲームを展開しているほか、任天堂バイオハザード7 レジデント イービルのクラウド版を販売。Electronic Arts「Project AtlasNvidiaNVIDIA RTX Serverもいることから、クラウドゲーミング市場は激しい競争状態にある。

ライター/ヨシムネ

ライター
ヨシムネ
2019年11月加入。小学生の時に『ラグナロクオンライン』に出会ったことがきっかけでオンラインゲームにのめり込む。
コミュニケーション手段としてのゲームを追い続けている。好きなゲームは『アクトレイザー』『モンスターファームアドバンス2』『新・世界樹の迷宮2』など。