移籍が噂されているヴィッセル神戸の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキについて、古巣ケルンのマネージャーを務めるホルスト・ヘルト氏が言及した。ドイツ誌『kicker』日本語版が22日に伝えた。

 ケルンの要職に就けば、遅かれ早かれケルンのアイドル「ルーカス・ポドルスキ」の名前に直面することになる。元ドイツ代表FWは、現在所属する神戸との契約を今年いっぱいまで残しており、去就についてはブラジルのフラメンゴ、ポーランドグールニク・ザブジェ、そして地元のケルンの名前も候補に挙がっている。

 そんな中、ケルンのマネージャーに就任したばかりのヘルト氏は、ポドルスキ復帰の話しを避けることなく、「チームを代表するような選手が戻るようなことがあるならば、それは歓迎すべきことだと思う」とコメント。「もしも彼が今後、どういったことを思い描いているのかがわかれば、その時は彼と蜜に話し合いの場を持つことになる」との考えを示した。

 ただ、その動向は、あくまでもポドルスキ自身の考え次第のようで、同氏は「どれほど早く動くのか、また何を求めるかなどは彼次第。彼の決断が今後の動きのベースとなる」と説明し、改めて「我々はいつだって、彼を心から歓迎するよ」と強調した。

2017年夏から神戸に所属しているポドルスキ [写真]=Getty Images