指のマッサージで前屈が深まる？
体が軟らかいと、女性らしいとか、動きがしなやかに見えるとか、ケガをしにくいとか、いろいろいいことがありますね。でも私の体が硬いのは小さい時からだし、もう大人だから今さら何をしても変わらない…なんて諦めていませんか？
実は手は体と各部位と連動していて、手指へのアプローチによって、体にも変化が出るのをご存知でしょうか。今回ご紹介するのは「すぐに前屈が深まる」方法。試した人の中には、指の長さ分も前屈が深くなったケースもあるんだとか。自分はどのくらい変化が出るか、さっそく試してみましょう。
前屈が深まる指ヨガ
1：息を吐きながら前屈する。今の前屈度を覚えておく。
2：姿勢を戻してから、息を吐きながら中指をぐいぐい引っ張る。左右どちらの指でもOK。
3：息を吐きながら、同じ指を思い切り手の甲側へ反る。しばらくキープ。
4：今度は息を吐きながら、中指を手のひら側へ押し込むようにして、同時に手首も内側へ折る。
5：もう一度前屈してみよう。前より軟らかくなったはず！
手は脳との関係がとても深く、脳が外部に現れた場所とも言われています。指ヨガの基本は各指を伸ばすこと。手と全身が一緒と考えると、重力で縮こまっている体を伸ばし、骨同士のかたまりを解くのが先決だからです。ぜひ、体のためにも手指をケアしてあげてくださいね。
ライター：幸雅子
出典：『手のひらセルフケア』/「体の不調に合わせたセルフケアでみるみるラクになる！」
監修：龍村修/龍村ヨガ研究所所長。国際総合生活ヨガ研修会主宰。NPO法人YOGA連盟副理事長。学生時代の演劇活動の中でヨガと会い、’73年に求道ヨガの世界的権威・沖正弘氏に入門。’85年沖ヨガ修道場就任を経て、’94年4月に独立。龍村ヨガ研究所を設置。著書多数。
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