あまりにもきれいな景色を前にすると、心が揺さぶられて涙する人もいるだろう。一方で、そのような感情をまったく理解できない人もいるようだ。
■4人に1人は景色を見て涙したことあり
しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,653名を対象に、「涙について」の調査を実施した。
「景色を見て涙を流したことがある」と答えた人は、全体で23.2%だった。
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■イルミネーションで涙を流し
性年代別では、すべての年代で男性よりも女性の割合が高くなっている。
イルミネーションのきれいさに涙を流した女性は、彼氏に不思議な目で見られたそうだ。
「彼氏とイルミネーションを見に行ったときに、あまりのきれいさに涙が流れてきてしまったことがあった。彼氏はその感情をまったく理解できなかったようで、『なんで?』と何回も言っていた。私にもわからないけれど、自然に涙が流れてくるから」(20代・女性)
■ストーリ展開がないので
一方で変化もほとんどしない景色では、心を動かされないとの意見も。
「なにかストーリー展開があるものなら泣く気持ちもわかるけれど、景色なんてずっと同じもの。『きれいだな』と思うことはあるけれど、泣くほど心を動かされるの? 僕がまだ、そこまでの絶景を見たことがないだけなのかもしれないけれど」(30代・男性)
■沖縄の海で涙
自然の広大さに、思わず涙を流してしまった人も。
「私もそこまで涙腺が弱いほうではないので、景色を見て泣くことなんてないと思っていた。だけど沖縄に行ったときにあまりにきれいな海を見て、感情が高ぶり泣いてしまった。
自然の美しさの前で理屈とか関係なく、否が応でも心を動かされた感じがした。ただ周囲の人は誰も泣いていなかったので、ちょっと恥ずかしかったけれど」(30代・女性)
感受性の豊かさや涙腺の弱さなどで、涙を流すかどうかは変わるのだろう。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2019年8月9日~2019年8月14日
対象:全国10代~60代の男女1,653名(有効回答数)
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