リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督は、2019年のバロンドールオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクが受賞するべきだと語った。24日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 バロンドールフランスサッカー専門誌『フランスフットボール』が主催し、記者の投票によって年間の最優秀選手が決められる。昨季チャンピオンズリーグを制したリヴァプールからは、ファン・ダイクに加え、イングランド代表DFトレントアレクサンダーアーノルド、ブラジル代表GKアリソン、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノセネガル代表FWサディオ・マネエジプト代表FWモハメド・サラーオランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムら7名が受賞候補30選手にノミネートされている。

 クロップ監督はその中でもDFとして史上初めて2018-19シーズンのUEFA男子最優秀選手賞を受賞しているファン・ダイクが、2019年のバロンドール受賞に値すると考えていることを明かした。

「もし、バロンドールがこの時代で最高の選手に贈られるものならば、それはいつもリオネル・メッシが受賞するべきものだ。でも、昨シーズンの最優秀選手に贈られるものであるならば、それはファン・ダイクだよ。どのような結果になるかはわからないけど、私はそう考えているよ」

 なお、バロンドールの授賞式は12月2日に行われる予定となっている。

ファン・ダイクのバロンドール受賞を予想するクロップ監督 [写真]=Getty Images