ボーイング737MAXファミリー最大のモデルであるMAX 10の1号機が現地時間2019年11月22日に完成し、ワシントンレントンの工場でお披露目されました。最大客席数230席で、エアバスA321neoライバルとなります。

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 エンジン取り付け位置の変更で機体の重心位置が変化し、操縦特性が変わったため、操縦時にコンピュータバランスを調整するMCAS(操縦特性向上システムソフトウェアの不具合のため、2件の墜落事故を起こしてソフトウェア改修作業が続いているボーイング737MAXアメリカ連邦航空局(FAA)による飛行停止措置が解除される見込みは立っていませんが、それでも航空会社の発注は続いており、受注分の生産も続けられています。

 今回、1号機が完成した737MAX 10は、全長43.8m、最大客席数230という737MAXファミリー最大のモデル。全長44.51m、最大客席数220エアバスA321neoと同規模のライバルとなります。

 ボーイングの737プログラムを統括するマーク・ジェンクス副社長は、737MAX 10の完成披露式典で「これは単に新しい飛行機というだけではありません。これを設計し、それをサポートする人々の努力の結晶です。チームメンバーボーイング旅客機に乗る乗客や運航する航空会社のため、安全性と品質に妥協のない働きぶりを示してくれました」と、開発や製造に携わった人々をたたえるコメントを発表しています。

 MAX 10は現在までに20以上の顧客から、予約を含む550機以上の発注を受けています。完成した1号機はシステムチェックなどを行い、2020年前半での初飛行を目指します。

<出典・引用>
ボーイング プレスリリース
ImageBoeing

(咲村珠樹)

ボーイング737MAXの最大モデル MAX 10完成