現地時間2019年11月24日に米LAのマイクロソフト・シアターで【2019 アメリカン・ミュージック・アワード】（AMAs）が開催された。
シアラが司会を務めた今年の授賞式では、特別賞＜アーティスト・オブ・ザ・デケイド＞に選出されていたテイラー・スウィフトが、ノミネートされていた5部門すべてを受賞し、故マイケル・ジャクソンが保持していた史上最多受賞記録を更新した。
2010年代を代表するアーティストとして＜アーティスト・オブ・ザ・デケイド賞＞を、キャロル・キングより贈られたテイラーは、「この会場にいる人々が望むことは何か永遠に残るものを作ることです。この賞が10年間の努力、アート、楽しさ、思い出を祝福するものであるということは……私にとって重要なのは、ここ数年間あなたたち、ファンたちと分かち合ってきた思い出です。なぜなら私たちは、楽しくて、素晴らしくて、ワクワクするような、驚くべき時を一緒に過ごし、私はそれが続くことを祈っています」と話した。そして「私がこのステージに立っている理由でいてくれて感謝しています……私は本当に恵まれています」とファンへメッセージを送った。
この日＜アーティスト・オブ・ザ・イヤー＞も受賞したテイラーは、カミラ・カベロとホールジーとともに「Shake It Off」をはじめ、最新アルバム『ラヴァー』からタイトル・トラックや「The Man」などをメドレー形式で披露した。
セレーナ・ゴメスが、新曲「Lose You To Love Me」と「Look At Her Now」でオープニングを飾った授賞式では、＜ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー＞と＜フェイヴァリット・アーティスト（オルタナティヴ・ロック）＞を獲得したビリー・アイリッシュが兄のフィニアスと「all the good girls go to hell」をパフォーマンスした他、ショーン・メンデスとカミラ・カベロ、ポスト・マローン、トラヴィス・スコットとオジー・オズボーン、グリーン・デイ、リゾ、ジョナス・ブラザーズ、シャナイア・トゥエインなど数多くの人気アーティストたちがステージを彩った。
◎【2019 アメリカン・ミュージック・アワード】受賞リスト
＜アーティスト・オブ・ザ・イヤー＞
テイラー・スウィフト
＜ニュー・アーティスト・オブ・ザ・イヤー＞
ビリー・アイリッシュ
＜コラボレーション・オブ・ザ・イヤー＞
「Senorita」ショーン・メンデス＆カミラ・カベロ
＜ツアー・オブ・ザ・イヤー＞
BTS
＜フェイヴァリット・ミュージック・ビデオ＞
「You Need to Calm Down」テイラー・スウィフト
＜フェイヴァリット・男性アーティスト（ポップ/ロック）＞
カリード
＜フェイヴァリット・女性アーティスト（ポップ/ロック）＞
テイラー・スウィフト
＜フェイヴァリット・デュオ/グループ・アーティスト（ポップ/ロック）＞
BTS
＜フェイヴァリット・アルバム（ポップ/ロック）＞
『Lover』テイラー・スウィフト
＜フェイヴァリット・ソング（ポップ/ロック）＞
「Without Me」ホールジー
＜フェイヴァリット・男性アーティスト（カントリー）＞
ケーン・ブラウン
＜フェイヴァリット・女性アーティスト（カントリー）＞
キャリー・アンダーウッド
＜フェイヴァリット・デュオ/グループ・アーティスト（カントリー）＞
ダン + シェイ
＜フェイヴァリット・アルバム（カントリー）＞
『Cry Pretty』キャリー・アンダーウッド
＜フェイヴァリット・ソング（カントリー）＞
「Speechless」ダン + シェイ
＜フェイヴァリット・アーティスト（ラップ/ヒップホップ）＞
カーディ・B
＜フェイヴァリット・アルバム（ラップ/ヒップホップ）＞
『Hollywood’s Bleeding』ポスト・マローン
＜フェイヴァリット・ソング（ラップ/ヒップホップ）＞
「Old Town Road (Remix)」リル・ナズ・X feat.ビリー・レイ・サイラス
＜フェイヴァリット・男性アーティスト（ソウル/R&B）＞
ブルーノ・マーズ
＜フェイヴァリット・女性アーティスト（ソウル/R&B）＞
ビヨンセ
＜フェイヴァリット・アルバム（ソウル/R&B）＞
『Free Spirit』カリード
＜フェイヴァリット・ソング（ソウル/R&B）＞
「Talk」カリード
＜フェイヴァリット・アーティスト（オルタナティヴ・ロック）＞
ビリー・アイリッシュ
＜フェイヴァリット・アーティスト（アダルト・コンテンポラリー）＞
テイラー・スウィフト
＜フェイヴァリット・アーティスト（ラテン）＞
J.バルヴィン
＜フェイヴァリット・アーティスト（コンテンポラリー・インスピレーショナル）＞
ローレン・デイグル
＜フェイヴァリット・アーティスト（EDM）＞
マシュメロ
＜フェイヴァリット・サウンドトラック＞
『Bohemian Rhapsody』クイーン
コメント