東京都美術館では、2020年1月21日(火)から3月26日(木)まで、「ハマスホイとデンマーク絵画」を開催します。
 「北欧のフェルメール」とも評され静謐な画風が特徴のヴィルヘルム・ハマスホイ。その傑作約40点を19世紀デンマーク絵画の名品とともに紹介する本展の音声ガイドナビゲーターに、女優・宮沢りえさんが就任しました!
 静かに寄り添うような語り口で、鑑賞ポイントやエピソードなどをご案内します。

【宮沢りえさんからのメッセージ】
 「ハマスホイとデンマーク絵画」展の音声ガイドナビゲーターをやらせて頂く事をとても光栄に思います。
 私は美術館で絵画を鑑賞する時、そこに流れていた時間や風や匂いや光、画家の想いを想像しながら自分の心と対話します…その時間がとても好きですし、大切な瞬間です。
 今回のナビゲーターではハマスホイの作品から静かに溢れてくる絵画のエネルギーを、純粋に感じていただけるよう、声という表現で皆様の五感に寄り添う事ができたら幸いです。

【宮沢りえ プロフィール】
1973年東京都生まれ。
11歳でモデルデビュー。初主演映画「ぼくらの七日間戦争」(88年)で日本アカデミー賞新人賞を受賞。
香港映画「華の愛~遊園驚夢」(02年)ではモスクワ国際映画祭主演女優賞に輝く。
「たそがれ清兵衛」(02年)、「紙の月」(14年)、「湯を沸かすほどの熱い愛」(16年)では日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、各女優賞を総なめにした。
近年では舞台でも高く評価され、二度の読売演劇大賞最優秀女優賞を経て、18年には、「足跡姫~時代錯誤冬幽霊~」、「クヒオ大佐の妻」、「ワーニャ伯父さん」(17年)で、大賞・最優秀女優賞のダブル受賞という快挙を果たしたことも記憶に新しい。
実写版と同役にて特別出演している、劇場アニメぼくらの7日間戦争」が12/13より全国公開。

【「ハマスホイとデンマーク絵画」について】
 身近な人物の肖像、風景、そして静まりかえった室内――限られた主題を黙々と描いたデンマークを代表する画家ヴィルヘルム・ハマスホイ(1864-1916)。
 17世紀のオランダ絵画に影響を受け、静謐な室内表現を特徴とすることから“北欧のフェルメール”とも評されるこの画家は、1990年代以降、パリのオルセー美術館ニューヨークのグッゲンハイム美術館などで次々と回顧展が開催され、再び脚光を浴びています。
 日本でも2008年に国立西洋美術館にて展覧会が開かれ、国内の美術ファンに強い印象を残しました。その静かなる衝撃からおよそ10年ぶりの開催となる本展では、ハマスホイの珠玉の名品約40点を展観します。
 また本展では、デンマークの人々が今も大切にしている文化的価値観“ヒュゲ(hygge:くつろいだ、心地よい雰囲気)”に満たされた19世紀デンマークの珠玉の名画も日本で初めて本格的に紹介します。

ハマスホイとデンマーク絵画 開催概要】
東京会場

会期:2020年1月21日(火)~3月26日(木)
会場:東京都美術館 〒110-0007 東京都台東区上野公園8-36
開室時間:9:30~17:30(金曜日、2月19日(水)、3月18日(水)は20:00まで)※入室は閉室の30分前まで
休室日:月曜日、2月25日(火) ※ただし、2月24日(月・休)、3月23日(月)は開室
主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都美術館読売新聞
後援:デンマーク大使館
協賛:大日本印刷
協力:イープラス、ルフトハンザカーゴ AG、J-WAVE
観覧料:
前売券 一般 1,400円 / 大学生・専門学校生 1,100円 / 高校生 600円 / 65歳以上 800円
当日券 一般 1,600円 / 大学生・専門学校生 1,300円 / 高校生 800円 / 65歳以上 1,000円
中学生以下は無料

山口会場
会期:2020年4月7日(火)~6月7日(日)
会場:山口県美術館 〒753-0089 山口市亀山町3-1
開館時間:9:00~17:00 ※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日 ※ただし、5月4日(月・祝)は開館
主催:山口県美術館読売新聞
後援:デンマーク大使館

特設WEBサイト:https://artexhibition.jp/denmark2020/
お問い合わせ:TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)

配信元企業:ハマスホイとデンマーク絵画 広報事務局

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