アビスパ福岡は26日、長谷部茂利監督(48)が来シーズンから指揮を執ることを発表した。

長谷部監督は、現役時代にヴェルディ川崎川崎フロンターレヴィッセル神戸ジェフユナイテッド市原プレー。引退後は、神戸の下部組織のコーチやトップチームヘッドコーチジェフユナイテッド市原・千葉コーチや監督代行などを歴任。2018シーズンから水戸で指揮を執っていた。

若手を積極起用するなどした2018シーズンはJ2で10位に終わると、2019シーズンは序盤から好調を維持。一時は首位に立ち、J1昇格争いを行なっていたが、最終的にはJ1参入プレーオフの6位のモンテディオ山形と勝ち点、得失点差で並ぶも、総得点が足りず7位で終了していた。

就任する福岡は、ファビオ・ペッキア監督が率いていたが退団。久藤清一監督が引き継いていたが、チームはJ2残留争いに巻き込まれるなど低迷。16位で終了していた。長谷部監督は両クラブを通じてコメントしている。

アビスパ福岡
「2020シーズン、アビスパ福岡の監督を務めさせていただく長谷部茂利です。Avispa Style に加え、攻守両面において選手が躍動し連動するチームを目指します。ファン・サポーター、クラブに関わる全ての皆さま、よろしくお願いします」

水戸ホーリーホック
「この度、私の環境を変えて挑戦したいという意向でチームを離れることとなりました。御支援いただいたスポンサーやホームタウンの皆様、熱い声援でチームを支えてくれたファン・サポーターの皆様、2年間ありがとうございました。心残りなのは、J1参入プレーオフ出場にチームを導けなかったことです」

「しかし、ケーズデンキスタジアム水戸でのクラブに関わる全員で創った、ホーム最終戦の『一体感』は素晴らしく、心動かされました」

「強固な一体感と高まるクラブ力で、さらなる水戸ホーリーホックの飛躍を願っています」

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