北村匠海が、11月26日に東京・東京ミッドタウンの芝生広場で行われた「MIDTOWN CHRISTMAS2019『スターライトガーデン2019点灯式』」に登場。12月13日(金)より全国公開されるアニメ映画ぼくらの7日間戦争」でW主演を務める芳根京子と共に点灯式を行い、イルミネーションにまつわる思い出や作品の魅力などを語った。

【写真を見る】ライトアップされたイルミネーションに驚く北村匠海と芳根京子

スターライトガーデンは、約2000平方メートルの広大な芝生広場に広がる、宇宙空間をイメージしたイルミネーション

イルミネーションの印象について聞かれ、北村は「去年ちょうど雑誌の企画で行かせていただいたんですけど、すごく幻想的だったのを覚えていて、その点灯式という今年のイルミネーションが始まる“第一歩”に立ち会えているというのが本当に光栄なことだなって思います」と語る。

いざ点灯式を行い、ライトアップした光景を見て「本当に幻想的で、夜空に包まれている感じというか、“現実じゃない感”がすごいですね。宇宙とか僕大好きなんですけど、ここに立っているとそういう所にいる感じがあります。不思議な気持ちです」と北村は感想を話した。

■ 北村「これといって反抗期らしい反抗期は…」

そして、芳根とのW主演映画「ぼくらの7日間戦争」についてもトークが展開。

劇中で主人公たちが“大人へ宣戦布告”するということで、学生のころの「反抗エピソード」を聞かれると「これといって反抗期らしい反抗期はなかったんですけど、それこそ僕は小学生のときに初めてこの作品と出合っていて、学校の図書室に本があったんです。

小学生とか中学生のときの方が先生とか、漠然と大人っていう存在に対してモヤモヤしていたんですが、そういう気持ちを救ってくれたというか…。その感覚は覚えています。ただ、いたって真面目な生徒だったので…(笑)。毎年通知表で『何も言うことはありません』って言われるような生徒でした」と振り返る。

続けて「平凡過ぎて、成績も普通ですし、体育と美術の時間だけ頑張る生徒って感じでした」と強調した。

また、令和の現在まで名作として語り継がれている“ぼくら”シリーズの魅力について、北村は「僕らは実写版が公開(1988年)された時は生まれていなくて、リアルタイムで見ていないんですよ。それでも映像や小説はずっと残っていきますし、小学生、中学生の時に感じるモヤモヤを代弁してくれた作品」と評する。

さらに「自分の代わりに吐き出してくれる作品と言いますか、そうした“金字塔”と言われている作品の先頭に立っているのはうれしいですね。今悩んでいる学生のみんなの救いになり、手を差し伸べてくれる作品です」とアピールした。(ザテレビジョン

イルミネーション点灯式に登場した北村匠海