11月27日マツダは同社のクリーンディーゼルエンジン「スカイアクティブ-D」を搭載する車両の国内販売が、2019年9月末の時点で累計50万台に達したことを発表した。

h2現在はロードスターを除くマツダの全乗用車に搭載

 「スカイアクティブ-D」は、それまでの常識を覆す低圧縮比化を実現し、走行性能、燃費性能、環境性能を大幅に改善したエンジン。国内市場向けの「スカイアクティブ-D」搭載車は、2012年2月に導入が開始され、以降2.2L、1.8L、1.5Lと3種の排気量をラインナップし、ロードスターを除く全乗用車に展開してきた。

スカイアクティブ-D 2.2」は190psと450Nmを発揮。搭載車種は「CX-5」、「CX-8」、「マツダ6」

 圧倒的なトルクによる高速道路や登坂での余力感、優れた燃費と経済性、ディーゼルエンジンとは思えないような静粛性や高回転までの伸び、いつまでも乗っていたくなるような運転の楽しさなど、オーナーとなり初めて実感できる独自の価値が、多くのユーザーから好評を得ている。

スカイアクティブ-D 1.8」は116psと270Nmを発揮。搭載車種は「CX-30」、「CX-3」、「マツダ3」
スカイアクティブ-D 1.5」は105psと220〜250Nmを発揮。搭載車種は「マツダ2」