元プロ野球選手の新庄剛志を27日、NPBは自由契約選手として公示した。しらべぇ既報の通り、インスタグラムでの現役復帰表明があったが、まさかの進展。現実味が増した。
■ファンも驚き
【自由契約選手公示(11/27)】
下記の選手は2006年12月1日付、任意引退選手として公示しましたが、この度、自由契約選手としてほしい旨、球団から申請があり、受け入れられたものです。北海道日本ハムファイターズ 新庄 剛志(SHINJO)https://t.co/vzVqholv06#NPB
— 日本野球機構(NPB) (@npb) November 27, 2019
夢の新庄劇場が本格的に幕明けだ。NPBによると06年12月1日付けで任意引退選手されていた。最終所属球団である北海道日本ハムファイターズからの申請があり、それが受け入れられ自由契約選手として公示した。
現役復帰に向けて大きな一歩となるのは間違いない。いくら新庄とはいえ、まさかここまで事態が動くとは予想していなかったのだろう。ファンからは「本気だった!スゲー楽しみだな」や「いつだって規格外」など公示に驚く声が多数寄せられた。
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■自由契約と任意引退の違い
NPBの公示によって大きな注目を集めたが、任意引退と自由契約で新庄にとって何が違うのか。任意引退の場合、所属していた球団にしか復帰できない。他球団に移籍する場合には最終所属球団である日ハムの承諾が必要となるが、現実的とは言えない。
一方で自由契約となれば、こうした縛りがない。文字通り、国内外やプロアマを問わず球団との契約ができる。日ハムは新庄の現役復帰を本気ととらえたか、はたまた新庄からの希望があったかは定かではない。
自由契約となったことで現役復帰への道が大きく広がる。日ハムから新庄への大きな後押しともいえる。
■アマチュアでの復帰はあるのか
アマチュア野球の世界に入る道も否めない。任意引退選手の場合、自由契約でないとアマチュア野球の指導者になれない。そのために初芝清(千葉ロッテマリーンズで引退)らが任意引退から自由契約となった。
新庄の場合、現役復帰も表明しているため、必ずしも指導者とは限らない。プロではなくアマチュアの世界に選手兼指導者として飛び込む可能性もゼロではないのだ。
■体力低下の壁はあるが…
しらべぇ編集部では全国の20代~60代の男女1,400名に「自分の体力が落ちたと思ったことがあるか」調査を実施。年齢が上がるにつれて割合が高まっている。
47歳からの現役復帰には体力の壁が一番高そうだ。しかし周囲の環境などは新庄にとって追い風に変わりつつある。これから新庄劇場はどんな展開を迎えるのか目が話せない。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年1月20日~2017年1月22日
対象:全国20代~60代の男女1,400名(有効回答数)
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