事務所から圧力「一行でも書いたら今後の付き合いを考え直す」――「沢尻エリカ薬物問題」5大タブー #2 から続く

 11月16日警視庁は女優の沢尻エリカ容疑者(33)を合成麻薬MDMAを所持していたとして麻薬取り締まり法違反の容疑で緊急逮捕した。「週刊文春」では、2012年沢尻エリカの大麻使用について詳しく報じている。当時の記事(2012年6月7日号)を再編集のうえ、公開する。

※記事中の年齢や日付、肩書き等は掲載時のものです。

 約5年ぶりの沢尻の映画復帰作となる「ヘルタースケルター」だが、1カ月半後に封切りが迫った今、主演女優の大麻報道は映画公開に大きな影を落とし、配給会社や事務所の間で、公開を巡るギリギリの攻防が始まったという。

 大手配給会社社員が言う。「配給会社のアスミックは、08年度から3期連続赤字で、経営状態はかなり苦しい。この映画に賭けています。なんとして公開日は死守しようとするでしょう。それこそ、沢尻が逮捕でもされない限りは、絶対に諦めないはずです」

 配給元のアスミック・エースエンタテインメントは「週刊文春」の報道について、メディアにこう説明している。

「記事の信憑性が不明であり、エイベックスコンプライアンス違反はないことを確認しています。今まで通りの予定で映画を配給したいと考えています」

 いまだ沢尻本人やエイベックスは沈黙したままだが、現時点では、7月5日ジャパンプレミアに沢尻が復帰、登壇するかが注目されている。

「思い出されるのは押尾学受刑者の逮捕。彼が出演していた映画が、社会的影響から無期限の公開延期になった。今回の報道も業界では問題視されています」(前出・配給会社社員)

※最終的に映画は公開され、沢尻はジャパンプレミアを欠席したものの、7月14日の初日舞台挨拶で復帰した。

「ダンスしながらキスしたり……」沢尻と恋人がスペイン旅行で撮られた“問題写真”――「沢尻エリカ薬物問題」5大タブー #4 へ続く

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2012年6月7日号)

映画「ヘルタースケルター」の初日舞台あいさつに出席した沢尻エリカ(右)と蜷川実花監督 ©時事通信社