リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督が、プレミアリーグ第14節ブライトン戦を振り返りコメントした。イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 リヴァプールブライトンと30日に対戦。77分にペナルティエリア外に飛び出したブラジル代表GKアリソンパンチング。軽率なプレーで一発退場となった。試合はオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクの2発で勝利している。

 クロップ監督は退場したアリソンと、交代で入ったスペイン人GKアドリアンについて、次のようにコメントした。

「もちろん、レッドカードとそれに伴う変更でゲームはより複雑になった。我々は冷え切ったGKを送り出さなければならなかった。ベンチに座っているメンバーは体が温まっていない。だれがショーツ、薄いシャツにグローブでピッチに出ると想像できるだろうか。そしてすぐにFKを蹴られると想像できるだろうか。少しばかげていたが受け入れなければならなかった」

「彼は冷たい足で明らかにうまく蹴ることができなかったのに、本当に、本当に良いセーブとキャッチで我々を救ってくれた。特にあの2つはね。興味深いシーンだったが、最後には勝つことができた。それが重要だし、それには満足しているよ」

「私は選手たちが再び試合に入るよう努力してくれたことに満足している。正直に言うとレッドカードはこの勝利を特別なものにしてしまった」

試合を振り返ったクロップ監督 [写真]=Getty Images