赤ちゃん用の歩行器を検討しているママやパパは、ぜひ参考にしてくださいね!


■歩行器ってどんなアイテム?詳しく知りたい!
歩行器とは、歩行をサポートするための機器のこと。一般的な乳幼児用の歩行器は、本体中央のシートに足を入れることにより、安定した姿勢をキープし、転倒を防ぐことができます。また歩行器利用中は、両手を自由に使えることも特徴のひとつ。ちなみに、段差などで倒れにくい構造や各パーツの強度などが確認されたSG(エスジー)マークつきの歩行器の対象となるのは、生後7~15ヶ月の乳幼児です。

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■赤ちゃん用の歩行器には、どんなメリットがあるの?

出典:@_0oleechano0_さん

赤ちゃんが歩行器を使うと、以下のようなメリットがあるといわれています。〇赤ちゃんが自らの意思で、行きたい場所へ移動できる〇抱っこできないときでも、ひとりで安全に遊ばせることができる〇赤ちゃんの行動範囲が広がり、好奇心が刺激される などただし、赤ちゃんに歩行器を使わせる保護者として、“歩行器は歩く練習をするための道具ではなく、遊具(おもちゃ)の一種である”という認識を持つことは大切です!つまり、歩行器を使用しても歩くのが上手になるワケではありません。

■赤ちゃんが歩行器を使うデメリットもあるの?

出典:筆者撮影

歩行器は昔から使われてきた育児グッズのひとつですが、現状、積極的な使用は推奨されてないそうです。なぜなら、赤ちゃんが歩行器を使用すると以下のようなデメリットがあると考えられているから。




・歩行器を使用中のケガや事故のリスクがある
歩行器に乗せていたら安心!と思いがちですが、実は赤ちゃんが歩行器ごとひっくり返ったり、転落したりという事故が発生しているそうです。


・体の成長に悪影響を及ぼすことも
まだ十分に歩くことができない赤ちゃんを歩行器に乗せ続けることによって、赤ちゃんの下半身の筋肉の発達が遅れたり、背骨に悪影響を与えたりするケースもあるようです。

■赤ちゃん用の歩行器っていつから、いつまで使えるの?

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「歩行器って何ヶ月から乗れますか?」「歩行器を卒業するタイミングがわからない…。」と疑問を抱いているママも多いようです。前述のとおり、歩行器はおもちゃの一種。そのため無理に使用する必要はありませんが、赤ちゃんに使わせたいなら、しっかりとお座りができるようになってからがおすすめ!生後3ヶ月・4ヶ月・5ヶ月ごろはまだお座りは難しいので、生後7ヶ月ごろから使いはじめるのがよいでしょう。赤ちゃんのハーフバースデーにプレゼントしたというママたちもいるようです。また歩行器の使用を卒業する時期は個人差があるものの、歩行が上手になる生後15、6ヶ月ごろには使わなくなるのが一般的だそう。

■歩行器を選ぶ際のポイントは?サイズや機能などをチェックしよう
たくさんの歩行器の中から、赤ちゃんが安全かつ楽しく遊べる商品を選ぶためのポイントをご紹介します。


・購入orレンタルのどっちがよい?
赤ちゃんが歩行器を使用するのは、腰がすわってから自分で上手に歩けるようになるまでの比較的短い期間。そのため歩行器のレンタルを活用するママも多いようです。もちろん自分好みのデザインやメーカーの歩行器を使いたい、または購入した方が気兼ねなく使えるなどの理由で歩行器を購入する人もいます。好みに合ったスタイルで歩行器をゲットしましょう!




・使用する環境に合った大きさの歩行器を選ぶ
歩行器は安全性や安定性を高めるため、土台となるパーツが大きめに作ってあります。そのため、購入した歩行器を部屋に置いてみると、見た目以上に本体が大きくて歩行器を移動させるスペースがない!なんて失敗もあるようです。歩行器を選ぶ際には、リビングや子ども部屋など歩行器を使用しようとするスペースに合ったサイズの商品を選びましょう。





・歩行器についてるテーブルトイにも注目!

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赤ちゃん用の歩行器には、テーブルの部分におもちゃがついている商品も多数あります。例えば、音が出る鍵盤のおもちゃや車のハンドルに見立てたおもちゃ、ピーズが入ったボールをクルクル回して遊ぶおもちゃなど。赤ちゃんが好きなおもちゃがついた歩行器を見つけましょう。

■おすすめの赤ちゃん用歩行器6選!
では、さっそくママたちに人気のおすすめ歩行器をご紹介します。シンプルなデザインの歩行器からテーブルトイが充実したものなど、さまざまなタイプの商品をピックアップしました。

・M&M ☆それいけ!アンパンマン おしゃべりウォーカー

出典:@ryoco__hさん

こちらは、@ ryoco__hさんが愛用されている『M&M(エムアンドエム)』の「それいけ!アンパンマン おしゃべりウォーカー」。子どもたちに大人気の「アンパンマン」がモチーフの歩行器で、メロディーが流れる楽しいおもちゃも満載!ハーフバースデーなどのプレゼントとしても人気の商品です。M&M「それいけ!アンパンマン おしゃべりウォーカー」10,780円(税込)




・日本育児 ☆はらぺこあおむし 2in1ウォーカー

出典:@na10.20yuさん

こちらは、@na10.20yuさんが愛用されている『日本育児』の「はらぺこあおむし 2in1(ツーインワン)ウォーカー」。世界中で愛されるエリック・カールの絵本「はらぺこあおむし」の世界観たっぷりのデザインが魅力の歩行器です。また歩行器としてだけでなく、手押し車にもなる1台2役の優れもの。日本育児 「はらぺこあおむし 2in1ウォーカー」11,000円(税抜)




KATOJI ☆ウォーカー New York・Baby

出典:@_0oleechano0_さん

こちらは、@_0oleechano0_さんが愛用されている『KATOJI(カトージ)』の「ウォーカー New York・Baby(ニューヨーク ベビー)」です。部屋のインテリアに溶け込むスタイリッシュなデザインが魅力!シートの背中の部分には、“New York Baby”のクールなロゴが入っています。また付属のストップマットを使えば、歩行器が動かないようにすることも可能。おもちゃなど付属機能はいらないと考えるママにおすすめのシンプルな歩行器です。KATOJI 「ウォーカー New York・Baby」7,678円(税込)




西松屋☆SmartAngel Gウォーカー

出典:@c25o66さん

こちらは、@c25o66さんが愛用されている『西松屋』の「SmartAngel(スマートエンジェル) Gウォーカー」です。組み立てや折り畳みが簡単なシンプル構造が魅力の歩行器。ベースには8個の消音キャスターがついており、フローリングでも音が気になりません。シンプルな歩行器を探している人にイチオシの商品です。西松屋「SmartAngel Gウォーカー」2,709円(税込)




西松屋☆SmartAngel エンジョイレーサー

出典:西松屋の歩行器はしっかりとした作りでコスパも高い! @ tetooregramさん

こちらも西松屋の歩行器。@tetooregramさんが愛用されている「SmartAngel エンジョイレーサー」です。黒と白の2トーンカラーのパトカーを思わせるデザインが特徴。またテーブル部分には、ハンドルやシフトレバーのようなおもちゃもついていて、赤ちゃんも喜んで遊んでくれそうです。乗り物好きな男の子におすすめの歩行器といえます。西松屋「SmartAngel エンジョイレーサー」5,498円(税込)




西松屋☆SmartAngel エンジョイウォーカー ステップ2(グリーン)

出典:歩行器は赤ちゃんの成長に必要?おすすめもご紹介!

こちらも西松屋の歩行器「SmartAngel エンジョイウォーカー ステップ2(グリーン)」です。ポップで鮮やかなグリーンがステキですよね!テーブルトイには、ハンドルや音楽が流れるメロディボタンなどが搭載されています。さらに赤ちゃんの成長に合わせて、5段階の高さ調節ができる優れもの!西松屋「SmartAngel エンジョイウォーカー ステップ2(グリーン)」4,979円(税込)

■赤ちゃん用の歩行器を使う際の4つの注意ポイント!
赤ちゃんを歩行器によるケガや事故から守るための注意ポイントを4つご紹介します。

・注意ポイント1:安全な場所で使う

出典:@tsugupara_さん

歩行器は、平坦かつ広いスペースで使用するのが基本です。また歩行器に乗った赤ちゃんは、自分の意思で移動できるということも忘れてはいけません。移動した先に転落の恐れのある階段などはないか、赤ちゃんの手が届く場所に危険なものはないかなど、歩行器を使用する空間全体を見渡し、細心の注意を払いましょう。




・注意ポイント2:絶対に赤ちゃんから目を離さない
歩行器は、転倒や転落の事故が起こらないよう安全に作られているからといって油断してはいけません!実際に、大人がほんの少し目を離した隙に歩行器から赤ちゃんが転落したという事故が発生しています。赤ちゃんが歩行器を使用している間は、決して目を離さないようにしましょう。

・注意ポイント3:長時間の使用は避ける
まだ筋力が十分でなく、自力で歩くことができない赤ちゃんを歩行器に長時間乗せると、体に負担がかかり、健康を脅かす恐れもあります。前述のとおり、歩行器は歩行訓練のための器具ではなく、楽しく遊ぶための“遊具”。時間を決めて、適度に遊びましょう。

・注意ポイント4:無理に使わせない
そもそも歩行器は、絶対に必要なものではありません。そのため赤ちゃん本人が歩行器に乗ることを楽しんでいない、または嫌がっている場合には無理に使わせないようにしましょう。また歩行器を使って、無理に立ち上がらせる必要もありません。


■歩行器は家庭で楽しめる赤ちゃん用のアクティビティー!
やっとお座りができるようになった赤ちゃんにとって、歩行器から見える広い世界はとっても刺激的!いつもは見えない景色を見たり、歩行器を動かして自分の好きな場所へ移動したり、夢中になって遊ぶ赤ちゃんの姿にママもきっと癒されますよ♡歩行器を使用する際には、注意点をしっかり守って安全を心掛けてくださいね。※この記事で紹介している商品は、現在店頭にない場合がございます。
(mamagirl
掲載:M-ON! Press