ネットニュース界が、あの男の参戦で沸いています。

 現役時代は阪神や日本ハムメジャーリーグメッツジャイアンツでも活躍した新庄剛志氏です。11月12日、自身のインスタグラムに投稿した動画の内容に、晩秋の日本列島が衝撃に包まれました。

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NPBから「自由契約選手」として公示


 「みんな、夢はあるかい。1%の可能性があれば、必ずできる。きょうからトレーニングを始めて、もう一回、プロ野球選手になろうと思います。みんなも何か挑戦しようぜ」

 新庄は2006年に引退し、バリ島に移住していました。現在は47歳です。現実的に考えれば、プロ野球への現役復帰は夢物語。しかし、新庄氏はどうやら本気です。「来年のトライアウトを受ける」「不可能に近いけど、伝説を作りたい」と続々、並々ならぬ決意を投稿します。

 27日にはNPBから「自由契約選手」として公示されました。新庄氏は2006年に現役を引退した際、「任意引退選手」として公示されていましたが、本人の希望から日本ハムNPBに申請し、「自由契約選手」になったのです。協約的にもフリーとなり、どの球団とも契約が可能になる-。今回のチャレンジが、決して冷やかしではないことが実証されました。

 この「新庄劇場」が数字となって表れているのはネットニュース界です。ネットメディアスポーツカテゴリー担当者は、こう証言しました。

 「新庄さんはPVを持っていますね。野球ファンを超えた、一般層の方々も興味を持って今回の挑戦を見ているのが分かります。野球人である程度、『数字が計算できる』のは張本勲さん、イチローさん、清原和博さん、斎藤佑樹投手ぐらいでしょうか。直接の野球人ではないですけど、あとはMattくん(笑)。新庄さんはこの5人に肩を並べる存在になりつつありますね」

『新庄なら現役復帰、やれるかも』

 なぜ、一見無理そうなこの挑戦がここまで注目を集めるのか。前述のメディア関係者の見立てはこうです。

 「萩生田文科大臣の発言ではありませんが、誰もが『身の丈』に合った振る舞いを求められる令和の世の中で、『1%の可能性があれば、必ずできる』と大きな夢を描いた点が、人々の共感を呼んでいます。そして実際、バキバキの肉体からはトレーニングの成果がうかがえますからね」

 同世代は肥満や不健康を年齢のせいにしまいがちです。でも、新庄さんはその壁を軽やかに乗り越えようとしています。メディア関係者は続けます。

 「アラフォー、アラフィフのおじさんはジムに入会しても、忙しくて自然と遠のいてしまいがち。そんな人々が『新庄も頑張っているんだから、オレも』と気持ちを奮い立たせているのだと考えられます。さらにはセンスの塊、天才肌であることから『新庄なら現役復帰、やれるかも』と1%の可能性に懸けたくなるのでしょう」

 SNS上では賛否両論が渦巻いていますが、「良識派」と呼ばれる方々の「絶対無理」「馬鹿げている」という声が高まれば高まるほど、「新庄劇場」への注目度は高まるというもの。激務の合間に「きょうも新庄、頑張っているかな」と気にしながら、スマホに触れる2019年の師走。長編ドラマの最終章はまだ、始まったばかりです。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

「新庄現役復帰」はなぜPVを稼ぎまくるのか