バロンドール授賞式が2日にパリのシャトレ座で行われ、レフ・ヤシン賞にリバプールのブラジル代表GKアリソン・ベッカーが選ばれた。

最優秀GKに送られるヤシン賞は、1949年から1970年にかけてプレーし、世界一のGKとも称される元ソビエト連邦代表のレフ・ヤシン氏の名前を冠した賞。同氏は現在に至るまで唯一GKでバロンドールを獲得した偉大な人物だ。

その記念すべき初代受賞者にアリソンが選ばれた。2018年夏にリバプールに移籍した同選手は、長年GKに頭を悩ませていたクラブの救世主となる。同シーズン、惜しくも優勝を逃したプレミアリーグでは最少失点に貢献。そして、移籍初年度でチャンピオンズリーグ制覇を成し遂げた。

バルセロナドイツ代表GKアンドレ=テアシュテーゲンやマンチェスター・シティの同胞GKエデルソンを抑えての受賞となったアリソンは、バルセロナアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが受賞した最優秀選手賞“バロンドール”部門では7位に入った。

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