11月28日、『オズの魔法使い』の作者として知られるライマン・フランク・ボームが子どもたちのために書いた『サンタクロース少年の冒険』が刊行されました(新潮文庫)。子どもだけではなく、大人にあげても喜ばれる、クリスマス・プレゼントに最適な一冊です。
本書の装幀と挿絵は、矢部太郎さん! 大家さんとの心温まる交流を描いたコミックエッセイ『大家さんと僕』がシリーズ100万部を突破、手塚治虫文化賞短編賞、『ダ・ヴィンチ』ブックオブザイヤー2018、そしてオリコン年間BOOKランキング・タレント&コミックエッセイ2018第1位の三冠を達成するなど、2018年の出版界の話題を独占しました。2019年も、『大家さんと僕』続編でオリコン年間BOOKランキング・コミックエッセイ部門の2年連続1位に輝くなど、クリエイターとしての活躍が続いています。
本書でも、超絶キュートな装幀のほか、赤ん坊のクロースが白いひげをたくわえたサンタクロースに成長するまでの各場面の挿絵を描いてもらいました。ぜひ手にとってご覧ください!
「サンタクロースの赤ん坊時代や少年時代を想像しながら描くのがとても楽しかったです! クリスマス・プレゼントにもぴったりの本だと思います。」
【書誌情報】
著者 ライマン・フランク・ボーム
書名 サンタクロース少年の冒険
翻訳 畔柳和代
装幀・挿絵 矢部太郎
出版社 新潮社(新潮文庫)
ISBNコード 978-4-10-218152-2
価格 550円(税別)
【作者ライマン・フランク・ボームについて】
1856~1919年。ニューヨーク州出身。雑貨店を開いたり、新聞社に勤務したのち、作家に転身。1900年に発表した『オズの魔法使い』(新潮文庫、河野万理子訳)が世界的に大ヒットし、演劇や映画化された。本作は1996年、「少年サンタの大冒険」のタイトルでTVアニメ化された。
翻訳は『小公女』『秘密の花園』『続あしながおじさん』などの名作児童文学や、ポール・オースターやマーガレット・アトウッドなどの現代文学まで、幅広く手がける畔柳和代さんです。
配信元企業:株式会社新潮社
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