中央大学は3日、Jリーグ内定者合同記者会見を行った。

関東リーグ5位で7年ぶりのインターカレッジ(インカレ)出場を決めた中央大学からJリーグ入りが内定したのは5名。DF三ツ田啓希は松本山雅FC、MF中村亮太朗はヴァンフォーレ甲府、DF安部崇士は徳島ヴォルティス、FW加藤陸次樹はツエーゲン金沢、FW野口竜彦はファジアーノ岡山に内定いしている。

187㎝と体躯に恵まれた三ツ田は西武学園文理高校から中央大学に進学。大学3年次までトップチームでの出場機会はなかったが、身長を生かした高さのあるヘディングや左足のキックで、無名の存在から松本内定を勝ち取った。

その三ツ田は、特別指定選手としてルヴァンカップグループステージ第3節でプロデビュー。「通用する部分もありました」と手応えを示しながらも、「失点に絡んでしました。1個のミスで自分の次の試合に出れるか出れないかが決まってきます。一戦一戦の重要度とか、かける思いが全然違うと感じました」とプロの舞台を振り返る。

1997年まれの大型DFにとって、来年8月に東京で開催される東京オリンピックの出場する資格を持っている。これまで代表経験はないものの、「(渡辺)剛くんが後期から試合に出れるようになって、J1であそこまで活躍すると、パッて入れる可能性が全然出てきます。(それを)目の前で見ているので、自分も狙っていきたいと思っています」と昨年に中央大学を卒業した先輩DFの再現を目指す。

主戦場であるDFラインには元日本代表DF水本裕貴やDF飯田真輝ら実力者が在籍。「水本選手から色んなことを吸収させて貰っています。面倒みが良い方なので、色々教えてもらいました。センターバックで出てる選手は、基本的にベテランで橋内(優也)選手も気にかけてくれています。色々なアドバイスをしてくれる人が多くて、色んなことを毎日学べる環境だったので自分としては充実してた時間でした」と特別指定選手として過ごした期間をこう振り返り、経験豊富な選手たちが多く在籍する松本が自身の成長を促してくれる場所だと語る。

そうした中、来シーズンから所属する松本はJ2に降格。それでも「カテゴリーが変わっても、やることは変わらないと思っています。1年目は試合に絡めるようにキャンプからアピールしていきたいと思います」と目をぎらつかせた。そして「降格が決まった日に、普通だったらブーイングとか罵声浴びせると思います。だけど、わざわざ大阪まで行き、応援して降格が決まった状態でも、選手たちを讃えるために拍手してるシーンを見て、『もっとやらなきゃ』。『来年恩返しをしなきゃ』と感じました」と、温厚な松本サポーターに活躍を誓った。

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