櫻井翔

2日放送の『news zero』(日本テレビ系)では、接客業従事者が直面している「カスタマーハラスメント(通称:カスハラ)」について特集。その中で嵐・櫻井翔が、自身やが受けてきたカスハラ被害について告白した。

■櫻井が受けてきた「カスハラ」

カスハラ」とは、接客の際の理不尽なクレームや暴言のこと。番組では、カスハラ被害を受けた経験があるという様々な職業の人々を招き、カスハラについて考える座談会を実施した。

参加者がカスハラ被害の実体験を告白していく中で、櫻井は「僕なんかもよくありますけど、スマホで写真とか撮られて、(ネットに)さらされるとか」と、ファンからのカスハラを告白した。

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■理不尽すぎる実体験の数々

芸能人に限らず、様々な職業で「SNSでのカスハラ」が続出しているようで、警備員の男性は客とトラブルになった際、「お前の顔もう覚えたからな」とスマホで写真を撮られ、それがツイッターで拡散されてしまったという。

飲食店で働く男性は、客がわざと料理を崩し、その写真を「盛り付け悪かった」としてSNSで拡散されてしまうといった被害を告白。

こうした実態に、櫻井も「怖いですね…」「皆さん大変ですね…僕の仕事だけだと思ってましたよ」とつぶやいた。

■ファン衝撃「笑えなかった」

櫻井が受けてきたカスハラ被害に、番組を見ていた多くのファンの間で波紋が広がった。

心当たりのあるユーザーからは「カスハラされるなんて僕の職業だけかと思ってましたってさらっと口にしてる櫻井の翔さんに、ヲタクとしてはごめんなさいしか言えない」「いやそうだよなぁ…なんか申し訳ない…」といった言葉が。

中には、番組に宛てたハッシュタグで「櫻井キャスターさらっと笑顔で言いましたけど、見てるこっちは笑えなかったです。今までどれだけのその『カスハラ』を受けてきたのかと胸が苦しくなりました」とメッセージを送る人も見られる。

■芸能人を見たら写真を撮ってしまう?

櫻井が打ち明けた、芸能人ならではのカスハラ被害。ちなみに、しらべぇ編集部が全国の20代~60代の男女1,376名を対象に実施した調査では、全体で約1割の人が「芸能人を見るとつい写真を撮ってしまう」と回答している。

該当者を収入別に見てみると、高収入な人ほど「カスハラ」をしてしまいがちな傾向も明らかに。

好きな芸能人を見かけ、つい写真を撮りたくなってしまう気持ちは誰しも芽生えるものかもしれない。しかし、ファンであれば相手が嫌な思いをする行為は絶対にするべきではないだろう。

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(文/しらべぇ編集部・衣笠 あい

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1,376名(有効回答数)

櫻井翔、受けてきた“カスハラ被害”を告白 視聴者「笑えなかった」