名取裕子主演の「特命刑事 カクホの女2」(毎週金曜夜8:00-8:54、テレビ東京系)に劇団EXILEの小野塚勇人が出演している。
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2018年1月期に放送された「特命刑事 カクホの女」の続編で、名取演じる北条百合子が嘱託刑事として現場に復帰。横浜臨海署の窓際副署長となった亜矢(麻生祐未)と共にふたたびタッグを組み、女の勘で事件を解決していく痛快サスペンスエンターテインメント。
小野塚は仕事ができる刑事だが、わきが甘い愛嬌のある黒木達也を演じている。
今回は、そんな小野塚にインタビューを実施。撮り終えた感想や現場で学んだこと、プライベートで注目していることなどを聞いた。
■ 「人間としても勉強になる部分が多い現場でした」
――撮影を終えた感想を教えてください。
シーズン2ということもあって、いいチームワークのスタッフの方々、名取(裕子)さん、麻生(祐未)さんなどの大御所の方に囲まれて、すごく勉強にもなりました。また、温かい空気の中で2カ月間やらせていただいたのが、本当にうれしかったなと思います。
――撮影を通して、学んだことは何ですか?
主演の“在り方”というか、気の配慮の部分が特に勉強になりました。
もちろん、お芝居の部分でもたくさん勉強になったのですが、二人コンビの名取さんがしっかり軸でいて、麻生さんが癒やしになっているというコンビネーションの良さの部分が特に印象的です。二人のメリハリがはっきりしていて、現場もノンストレスでしたし、みんな楽しく撮っていました。続編ものをやっていく中で、この主演の二人がいるからこのシリーズは続くんだなっていうのがわかりましたね。主演の居方というか、振る舞い方など人間としても勉強になる部分は多かったです。
――役作りはどのように行いましたか?
黒木は、仕事ができるけど少しわきが甘い部分がある部分をよりかわいらしく、黒木の良さを出せたらいいなと思って演じていました。自分にも近しい部分があるので、自分の少しわきが甘いところを黒木の要素に足してあげるっていう。そういうことを考えて、役作りというより固めていきました。
強行犯係にも平純樹君とか若い子もいるので、若さの中でも違いを出すようにしていました。平がかわいい雰囲気を出すんだったら、自分は少しチャラついた感じを出してみようとか。そういう役作りをしました。
――撮影の時に苦労したエピソードはありますか?
僕がやりたかった現場に捜査に行ったり、聞き込みをしたりする刑事役が撮影を重ねるごとにかなっていくのがすごく楽しかったので、苦しいことはなかったです。
また、麻生さんに引き出していただいた部分は大きかったと思います。最初は自分も作りこもうと思っていたんですが、会った時から“きつめの怖い先輩”の雰囲気を出してきてくれたので、自然と反応で息が合ったというか。
なので、麻生さんに引っ張っていただいたなっていう感じですね。
■ 「超インドアな生活を送っています」
――最近注目しているものはなんですか?
最近はポケモンの新作が出たので、やっています。始めて3日でバッチ全部集めちゃいました。なので、今は終わらせないように終わらせないようにしているんですけど、もう限界が来ていて(笑)。結構のめりこんじゃうタイプなので、気づいたら6時間くらいしちゃったりして、もう寝なきゃってことも時々あります。また、今さらですけど「Apex Legends」っていうPS4のゲームも(佐藤)寛太たちとしています。
Netflixの「ペーパーハウス」っていう海外ドラマにもはまっていました。
――会見の時も、必ず確保したい時間であげていましたね。
そうですね、絶対に確保しています(笑)。Netflixとアマゾンプライムとゲームの3刀流で超インドアな生活を送っています。
――意外とインドア派なんですね。
そうなんですよ。アウトドアな趣味も見つけたいと思っているんですが、なかなかなくて。先輩とかが自転車を買っているので、自分も自転車を買おうと思ったんですけどめっちゃ高くて、ちょっと手が出ないですね。
自転車を趣味にしたいと思ったのも、漫画の影響なんです。「弱虫ペダル」っていう漫画に影響されてほしいなって思いました。
――漫画も結構読まれるんですか?
漫画とアニメはよく見ますね。現場にいる時の待ち時間とかも読んだりとかしていますね。読むジャンルはあまり決めていなくて、アプリとかでタイトルとあらすじ、絵の雰囲気を見て、試し読みをして面白そうだなと思ったら買いますね。漫画は常に読んでいますね。
――幼いころからですか?
そんなことないです。小学生くらいの時はずっとサッカーボールを追いかけていたので。中学生くらいの時かな? 初めてジャンプを買って、その時から14年間くらい、毎週買っていますね。
あんまりイメージないって言われるんですけど、めちゃめちゃ好きなんです。
■ 「カクホの女」は理想の現場
――今年で一番印象に残っていることを教えてください。
「カクホの女」の打ち上げが一番印象的ですね。ドラマの打ち上げで、キャストとスタッフのみんなで大盛り上がりしました。その時改めて、すごくいい現場だったんだなって思いました。僕たちみたいな若い人たちだけで集まって、和気あいあいとしていたわけではないので。本当に理想の現場でした。
――最後に、最終回の見どころを教えてください。
黒木の活躍に期待していてほしいというのと、高橋克典さんが演じる如月が登場します。なので、ある意味「カクホの女」にピリオドを打つことができるのかっていう物語の軸を楽しみにしていただきたいです。
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