近年、選手の移籍金高騰が話題となっているサッカー界。FIFA(国際サッカー連盟)は、選手移籍に関して仲介する代理人の手数料が巨額になっていると発表した。

2019年初め、FIFAは選手の代理人に支払われる手数料を制限するという措置を発表。その内容は、売却したクラブから受け取る手数料が移籍金の最大10%になるというものだった。

今夏の移籍市場では、チェルシーからレアル・マドリーへ移籍したベルギー代表MFエデン・アザールベンフィカからアトレティコ・マドリーに移籍したポルトガル代表MFジョアンフェリックス、アトレティコからバルセロナへ移籍したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンらが巨額の移籍金がかけられた選手が市場を動かしていた。

そんな2019年だが、レポートによると世界での手数料は過去最高を記録し、6億5390万ドル(約713億円)に達したとのこと。前年比20%増とのことだ。

その内訳は、80%がイタリアイングランドドイツポルトガルスペインフランスのクラブの合計とのこと。特に、ポルトガルのクラブは多くの手数料を支払っていたようだ。

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