妻の生理を考慮した食事を用意している夫が、そのことを話した男性から「気持ち悪い」と言われたという出来事をTwitterに投稿。Twitterでは、夫の気遣いを支持する声が多数寄せられている。

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料理研究家の“ジョーさん。”は、「妻が生理の時には、鉄分多めの食事にしたり、一緒にカフェイン控えたりしてる」と話したところ、数人の男性から「いちいち把握してるなんて気持ち悪いな」と言われたという。困惑した“ジョーさん。”は、「家族の健康守りたいと思って何が気持ち悪いんだかわからない」と綴った。


数人の男性からは「気持ち悪い」と拒否反応を示されたものの、Twitterには“ジョーさん。”の気遣いを称える声が殺到。「妻のストレスを軽減したり、体を大事に思うのは当然」「生理痛が重めの人だったり、PMSだったりするとパートナーのそういった気遣いはとっても助かると思います」「倒れるまで働いた身としてはこんな素敵な男性も世の中に居るのかと少し希望が持てました」といったコメントが寄せられている。


ジョーさん。”に話を聞いたところ、妻の生理中に作った料理は、「ほうれん草ときのこのバター炒め」、「焼肉のタレにつけたかつおの刺身」、「こく塩すなぎも」、「鶏レバーの赤ワイン煮」など。鉄分に加えてビタミンB群、ミネラルなど生理中に必要な栄養を含んだものになっているという。なお、“ジョーさん。”の家庭では、「生理やそれに伴う体調不良は、二人で向き合うのが当たり前」という状態。「生理に向き合うパートナーシップが世の中に広がったらいいなと思っています」とのことだった。


また、Twitterには「もちろん僕の行動が正解なわけではなくて、ひとりひとり、その2人ごとに正解は違うと思います。あんまり把握されるのもちょっと…って女性もいるだろうし、お互いに完全に把握しといた方が動きやすいっていう人もいるだろうし。お互いに楽になれる距離感を探していけたらいいですよね」とも綴っている。


ジョーさん。”は、Twitterにレシピを投稿し、17万人以上のフォロワーを抱える人気料理研究家。レシピ記事のライターや撮影、レシピ開発も行っている。


画像提供:ジョーさん。(料理研究家)(@syokojiro)さん