今回紹介するのは、リモコンで操作する電球「ソレイユ」。
マンションの大家でもあり、
「ソレイユ」を選んだ決め手は調光と調色の自由度
照明選びでよく迷うのが明るさと色味ではないでしょうか。
今まで我が家では、明るさは弱めで黄色みがかった色の白熱電球を選んできました。
色味が暖かく、落ち着いてリラックスしたムードが出せるのが気に入っていたのですが、消費電力も大きいですし、ときどき困ることもありました。
たとえば、細かい作業をするのにいつもより明るさがほしいとき。また、経営するマンションのリノベの際に建材の色味などを確認するのにニュートラルな「昼白色」の照明がほしいときなどです。
仕方なくデスクライトなどを併用していたのですが、机まわりがゴチャゴチャするのがイヤで、何かいいアイデアはないかと思っていました。
そんなとき、ふらりと訪れた東急ハンズの店頭で「ソレイユ」が展示販売されているのに出会ったのです。
実際に操作してみると、明るさや色味を調節できるのが便利だと実感し、購入することにしました。
電球とリモコンをセットで購入して簡単設置
この商品、電球とリモコンは別売りですが、両方そろわないと使用できません。初めて購入するときは必ずセットで買いましょう。パッケージの側面を見ても、色味が調節できることが前面に押し出されているのが分かります。
取り出してみるとこんな感じ。
見た目はどこにでもあるLED電球です。一方、リモコンはこちら。
最初に使うときは、電球をリモコンに登録しなければなりません。まず、電球を照明器具に取り付けます。
照明の壁スイッチをオン。
3秒以内にリモコンのグループスイッチを押します。
電球が3回点滅したらセッティング完了。とっても簡単でした。
生活の場面に応じて調光・調色できる快適さが魅力
では、実際に使ってみます。電球をつけるには「点灯」ボタンを押します。
まず、明るさから調節してみます。使うのは黒いホイール。
クルクルッと回すと明るさを調節することができます。
明るかった電球が、
暗くなりました。続いては色味の調整です。ホイールの真ん中のボタンが「調光/調色」の切り替えボタン。
これを押すと、明るさの調整から色味の調整に切り替わります。
ホイールを回すと昼白色から、
電球色に色味が変わりました。ならべて比較してみましょう。
色味のちがいが分かりますか。肉眼で見ると色味の調節幅はもっと広く感じられるので、思ったような色にならないという不満はないと思います。
照明の明るさと色味を調節することで、日々の生活の場面に応じて照明を調節できるようになり、意外なほど快適になりました。
仕事のときは文字が見えやすい寒色で明るめにしたり、食事のときは食べ物がおいしそうに見える暖色を選んだり、映画を見るときは極力明るさを落とすなど、照明をカスタマイズすると目にも優しく省エネにもなります。
電球増設もでき、主電源でのオンオフも可能
「ソレイユ」は40ワット相当の明るさということで、広い部屋では1個の電球では光量が足りないと感じるかもしれません。そんなときは、電球を増設することもできます。
先ほどの電球の登録時に、リモコンのグループスイッチを押しました。そうすることで、この4つのスイッチに電球を割り振って登録することができます。
電球ごとに明るさと光量を調整できるので、「メインの電球を明るく、サブの電球は控えめに」なんてことも可能です。「ひとつの電球を電球色に、もうひとつの電球を昼白色に」という通常の照明器具では見かけない設定もできます。
地味ですが、個人的に気に入ったのが主電源(壁にある元スイッチ)でのオンオフがきちんと併用できる仕組みになっていること。
どういうことかというと、リモコンで電球をオフにしていても主電源をオンにすると電球は点灯するということです。リモコンも壁スイッチもどちらも使いたい僕にとっては便利に感じました。
電球とリモコンのセットで5千円強
さて、気になるお値段ですが、僕が買った時点(2019年11月)では「E26」の電球1個とリモコンをあわせて5千円強(5,073円)でした。
「生活の場面に合わせて照明の明るさや色味を調節したい人」にとっては、十分に元が取れる価格だと思いますが、人によっては「ふつうすぎるデザイン」と「リモコンによる操作」がネックになるかもしれませんね。
最近はフィラメントの見えるレトロ電球(写真上)や変わったかたちの電球も多いですから。
「電球本体のデザインにこだわりたい人」には「ソレイユ」は向かないでしょう。
また、「家にリモコンが増えるのがイヤという人」はスマホや声で操作できる商品もあるので、そちらを選んだほうがいいと思います。
スマホ操作は意外に手間がかかりますし、「オーケー××」的なボイス操作も気恥ずかしいので、個人的にはリモコンがベストかなと思っています。
電球で生活をちょっと快適にできる「ソレイユ」、個人的にはおすすめです。
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