列車や駅での忘れ物に関するアンケートを実施。9割近くの人がこれまで忘れ物をしたことがありました。忘れた物は具体的に何だったか、それは戻ってきたか、忘れ物をしないよう心掛けていることは何か、といったことも質問しています。

「模型」「柔道着」「たこ焼き器」を列車や駅に忘れた!

「乗りものニュース」では2019年12月1日(日)から2日(月)にかけて、列車や駅での忘れ物の経験に関するアンケートを実施。277人から回答が集まりました。

「あなたは、これまで列車や駅で忘れ物をしたことがありますか?」と質問したところ、87.0%が「ある」、13.0%が「ない」と回答しました。

忘れ物をしたことが「ある」と答えた人に、最近の忘れ物を聞いたところ「傘」「かばん」「きっぷ」「定期入れ」「財布」といった定番の物のほか、次のような回答が寄せられています。

タミヤのプラ板(45~49歳、男性)
・模型(~19歳、男性/45~49歳、男性)
・ドーナツ(45~49歳、男性)
・駅弁(50~54歳、男性)
クッション(25~29歳、女性)
デジタル一眼レフカメラ(40~44歳、男性)
デジカメバッテリーと充電器。座席コンセントにさしたまま下車(45~49歳、男性)
・柔道着(~19歳、男性)
8ミリフィルム(55~59歳、男性)
たこ焼き器(25~29歳、男性)
・化粧ポーチ(35~39歳、女性)

列車や駅での忘れ物、帰ってきた? 防ぐ方法は?

忘れ物をしたことが「ある」と答えた人に、その忘れ物が戻ってきたか質問したところ、「全部が戻ってきた」が68.0%で最も多く、次いで「探さず諦めた」13.7%、「探したが戻らなかった」10.4%、「一部が戻ってきた」7.5%でした。

また、忘れ物をしないよう心掛けていることについて、「忘れ物をしたことがない」と答えた人に聞くと、次のような回答が集まりました。

・その場を離れる時は、必ず後ろを振り返って忘れ物がないか確認する(~19歳、男性)
・駅や車内の座席、網棚など、その場を離れる際に一度辺りを確認することです。一度確認することで忘れ物はかなり減らせると思います(20~24歳、男性)
・荷物は手で持てる量にする(20~24歳、男性)
・絶えず肌身離さずにいる(40~44歳、男性)
・指差確認(50~54歳、男性)
・降りる前に、自分と、一緒にいる家族みんなの持ち物を確認します(55~59歳、女性)

なお、「他人の忘れ物を届けたことはありますか?」という質問では、「ある」が62.5%、「ない」が37.5%でした。

●アンケート実施概要
・調査期間:2019年12月1日(日)12時ごろから12月2日(月)12時ごろまで
・調査方法:Questantのシステムを利用して調査
・対象:「乗りものニュース」のSNS(Twitter、Facebook)のフォロワーなど
・有効回答数:277

駅における「忘れ物取扱い所」のイメージ(画像:写真AC)。