ロアッソ熊本は6日、DF植田龍仁朗(31)が今シーズン限りで現役を退くと発表した。

大阪府出身の植田がガンバ大阪門真SC、ガンバ大阪ユースを経て、2006年にG大阪でプロキャリアをスタート。2009年からファジアーノ岡山に加わり、7シーズンを過ごすと、2016年から熊本に活躍の場を移した。

加入初年度から明治安田生命J2リーグ36試合に出場するなど主力として活躍したが、2018年以降は出番が減少。今シーズンもここまでJ3リーグ2試合の出場にとどまっている。

リーグ戦のキャリア通算成績はJ2リーグ225試合10得点、J3リーグ2試合。14年間の現役生活に終止符を打つ植田はクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。

「今シーズンをもって現役引退することを決意しました。ここ数年、チームの力になれなかった事、悔しくて申し訳ない気持ちでいっぱいです。その中でも熊本に来て4年間、いい仲間に出会えて、一緒にプレーできた事が幸せでした。また、身体のケアや様々な面でサポートして下さったフロント、スタッフの皆さんには感謝しかありません」

「そして、苦しく辛い時でも頑張れたのは、ファン、サポーターの声援があったからです。本当に感謝しています。この場をかりて、ガンバ大阪ファジアーノ岡山のスタッフ、ファン、サポーターの皆さんにも感謝申し上げます。14年間ありがとうございました」

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