ヨコハマトリエンナーレ2020「Afterglowー光の破片をつかまえる」では、2019年11月30日(土)にプレイベント「エピソード00ソースの共有」を開催しました。
アーティスティック・ディレクターラクス・メディア・コレクティヴ(以下、ラクス)のキュレーションの特徴は、「テーマ」ではなく「ソース」から発想することです。
「エピソード00」で、ラクスは、ヨコハマトリエンナーレ2020の「ソース」となる5つの資料を収録した『ソースブック』を公開しました。また、ソースの共有を目的にプレイベントをキュレーションし、新宅加奈子、田村友一郎、イヴァナ・フランケ、ランティアン・シィエ、イシャム・ベラダが、パフォーマンスを披露しました。
ラクスが展覧会の「ソース」を、来場者をはじめ、広く一般に公開するのは、ヨコハマトリエンナーレ2020が初めてです。[『ソースブック』URL https://www.yokohamatriennale.jp/2020/concept/sources/
ヨコハマトリエンナーレ2020は、ラクス、アーティストや鑑賞者、そのほか様々な形で本展にかかわる人々の間でソース共有し、思考を続けていくことによって形作られます。

集合写真左から、
ランティアン・シィエ*、ミシェルウォン*、
田村友一郎(後列)、カベロ・マラッツィ*(前列)
イヴァナ・フランケ(後列)、シュッダブラタ・
セーングプタ(前列)、ジーベシュ・バグチ(後列)、
モニカ・ナルラ(前列)、飯川雄大(後列)、
飯山由貴(前列)、イシャム・ベラダ(後列)、
新井卓(*は今後のエピソードのキュレーター)


ヨコハマトリエンナーレ2020「Afterglowー光の破片をつかまえる」の特設サイトを公開しました。
ラクスのコンセプト、ソースブック、第1弾参加アーティスト情報がご覧いただけます。
https://www.yokohamatriennale.jp/2020

ヨコハマトリエンナーレ2020「Afterglow―光の破片をつかまえる」
タイトルのAfterglow(残光)とは、私たちが日常生活の中で知らず知らずのうちに触れていた、宇宙誕生の瞬間に発せられた光の破片を指すものとして選ばれた言葉です。ラクスは、太古の昔に発生した破壊のエネルギーが、新たな創造の糧となり、長い時間をかけてこの世界や生命を生み出してきたととらえ、現代の世界もまた、さまざまなレベルでの破壊/毒性と、回復/治癒の連続性の中で、人間の営みが行われてきたと考えています。目まぐるしく変化する世界の中で、有毒なものを排除するのではなく、共存する生き方をいかにして実現するのか、ラクスと共に思考を続けることで「ヨコハマトリエンナーレ2020」は形作られていきます。
本展では、時間と場所が特定された展示に加え、「エピソード」と称するイベントを断続的に行い、対話のきっかけを作ります。そこに、思考の出発点(ソース)を共有するための「ソースブック」と名付けた書物を加え、世界に対する認識を拡張していくことを試みます。

ヨコハマトリエンナーレ2020 概要】
ヨコハマトリエンナーレ2020「Afterglow―光の破片をつかまえる」
展覧会会期:2020年7月3日(金)~10月11日(日)
※開場日数90日、毎週木曜日休場(7/23、8/13、10/8を除く)
会場:横浜美術館プロット48 
アーティスティック・ディレクター:ラクス・メディア・コレクティヴ(Raqs Media Collective)
主催:横浜市、(公財)横浜市芸術文化振興財団、NHK、朝日新聞社、横浜トリエンナーレ組織委員会
公式WEB :http://www.yokohamatriennale.jp Twitter:@yokotori_

配信元企業:横浜市

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