様々なクラブから指揮官就任の打診を受けているマッシミリアーノ・アッレグリ氏が、自身の今後のキャリアについて言及した。5日に、イタリアメディア『フットボールイタリア』が報じている。

 アッレグリ氏は、2004年に指導者としてのキャリアをスタートさせた。2008-09シーズンには、カリアリの監督に就任。その後も着実に指揮官としての経験を積むと、2014年からはユヴェントスを率いて、セリエAで圧倒的な強さを誇ってきた。

 ユヴェントス指揮官を退任した現在も、マンチェスター・Uアーセナルバイエルンなどから関心を持たれているとされるアッレグリ氏は、今シーズンいっぱいはどのクラブとも契約をかわさないつもりのようだ。

「私は選手として18年間を過ごし、監督になってからは16年が経つ。今はどのクラブの監督も引き受けていないけど、とても落ち着いた生活ができていて嬉しいね。劇場に行ったり、美術展に行ったり、本を読んだり……。私が情熱を傾けていることについて振り返り、それを人々に話す機会があるんだ」

 アッレグリ氏の次なる行先には、プレミアリーグを推す声も多い。実際に、イタリア指揮官は英語を勉強することにも時間も割いているようだ。

「ミラノでレッスンを受けているよ。何とか上手く話せていると思う。リスニングの部分はまだちょっと難しいんだけどね。少しゆっくり話しかけてくれるのであれば、ある程度内容は理解できるよ」

「映画は英語字幕で見ているんだ。英語の読み物を読んでも、上手く理解することができているよ」

 アッレグリ氏がイギリスに渡る日も、そう遠くないのかもしれない。

去就が注目されているアッレグリ氏 [写真]=Getty Images