突然ですが、

ああああもうどうでもいいわ!!!!」

ってなることありません?

このストレスフルな現代において、仕事や、人間関係や、趣味や、プライベートにおいて、とにかくひとりの肩にいろんなものがのしかかってきますよね。

ひとつひとつの出来事は些細なことかもしれません。それが積み重なると何もかもどうでもよくなる瞬間があらわれます。マグマが噴火するみたいに。

今回は、そんな「どうでもよくなる心理」を解説します。

私も執筆作業を投げ出して、スタバに行ってダークモカチップフラペチーノを飲んでひたすらボケッとしたい衝動を抑えて解説しますので、どうか最後まで付き合ってください。

■突然「どうでもよくなる心理」とは?

まず、私たちは、どんなときに「どうでもよくなる」のでしょう?

例をあげると、仕事が大量発生したときや、急なトラブルに巻きまれたとき、シンプルに体調が悪いとき、上手くいかなかったとき、気分が落ちこんでいるとき──失恋した直後だってあるでしょう。

これらの共通点は「キャパオーバー」なのです。

精神的にか、体力的にか、あるいは両方か。

ああ、もう無理だ、自分の処理の限界を越えていると感じたときに「どうでもよくなる」のですね。逃げたくなるのです。

どうでもいいと投げ出したくなる原因

原因としては、

・軽いパニック状態
・本能が逃げろと言っている

二種類がありえます。

前者は一度に多くの作業をパソコンにさせて、画面が真っ白になるようなものです。限界を迎えたというわけです。

後者は、生存本能が関係しています。

生物界では、そんな負荷のかかる状況にいるほうが危ないからです。命にも関わります。そんな状況では、さっさともっとしんどくない場所に逃げるほうが正しいですよね。

ただ、私たちは人間です。サバンナ駆けるシマウマではありません。さまざまなしがらみによって、逃げたくても逃げられないという悲しい生物なのです。

どうでもいいってダメなこと?

そもそも「どうでもいい」という状態になるのは良いことなのでしょうか。悪いことなのでしょうか。

どうでもいいは当たり前の感情

ズバリ、悪いことではありません。

むしろ当たり前の反応です。キャパオーバーするような状態になれば、誰だってそうなります。しんどいものはしんどいのです。

◇ただし「投げ出す癖」は好ましくない

ただ「投げ出す癖」をつけるのは良くないことだと思います。

繰り返しますが、ここはサバンナではないからです。

つまりは、ある程度、まわりに与えられた作業を──それなにしんどくても──こなさなくては生きられないのが人間社会なのです。

もちろん“ある程度”というのがポイントです。休みなしのブラック企業で深夜まで働かされるといった不当な状況は除きます。

上の疑問をまとめるとどうでもいいという状態は悪いことではない。けれど実際に作業を投げ出すと生きられなくなる」ということになります。なんとも辛い現実です。

■無気力状態から抜け出す7つのコツ

前述の通り、投げ出したくても投げ出せない、やらなければいけない瞬間は人間誰しもあります。

私たちは「どうでもいい」という無気力状態を脱するために何をしたらいいのか。モチベーションを再び持つためのコツを紹介します。

◇(1)やるべきことをリストアップする

何もかもどうでもいい状態は「やるべきことが重なった」ときに発生しがちです。

どう手をつけていいかわからないから軽いパニックになるのです。

そこで紙に内容を箇条書きしてみましょう。案外と、そこまで大変じゃないことに気づくかもしれません。少なくとも頭のなかで考えていたときより軽く感じるはずです。

そして終わった作業はペンで線をひきましょう――快感ですよ。

こんなのは、どこかで目にしたノウハウかもしれません。

しかし、その分だけ確かな方法ということなのです。私も愛用しています。作業ごとにポストイットに書いて、ぺたぺた壁に貼るのもオススメですよ。

本当に効果がありますので試してみてください。

◇(2)逃げる

案外、その「何もかもどうでもいい」が正解なのかもしれません。

与えられた作業をこなさなくてはならないのはわかりますしかし理不尽におしつけられたものに対しては、抵抗しても、逃げ出してもいいでしょう。

それが自分を守るということです。

まわりに作業を押しつけられて、自分を追いつめたあげく――悲しいことになった事件もあるじゃないですか。絶対に、そんなことにはならないでください。

忘れないでください。貴女にはいつだって「逃げる」という選択肢があります。

その「何もかもどうでもいい」は身体からのSOSかもしれません。どこまでいっても「自分を守るために逃げる」という発想は捨てないでください。

◇(3)眠る

何もかもどうでもいいと感じるのは、疲れているときです。

とにかく眠ってください。身体を休めてください。身体が動かないことには行動もできませんから。最大限に現実逃避しましょう。

がくことで余計に精神が辛くなるという負のループから抜け出しましょう。

◇(4)「ああ、どうでもいい、めんどくさい」を連呼する

これも案外、効果があります。

全力で「ああ、めんどくさい」「本当にどうでもいい」と声にしながら作業に取りかかるのです。いっそのこと認めてしまいましょう。

実はこれ、スタジオジブリの作業所で、宮崎駿がしていたことなのです。

あんな天才でも、めんどくさいものはめんどくさいのです。それでも「めんどくさい」と言いながら手を動かすわけです。

なんだか、頑張れそうな気がしますよね。

◇(5)作業を他人に振り分ける

単純に、貴女の作業量が多いのかもしれません。

作業をするとは「貴女がすべての作業をこなすこと」ではありません。むしろ「他人に振り分けてでも安全に作業を成し遂げること」なのです。

自分ひとりの体力や時間は限られています。なのに自分だけですべてをこなそうという考え方は、いつかキャパオーバーを引き起こします。

その完璧主義を直すときなのかもしれません。他人にまかせると不安になるのはわかりますけどね。たまには楽もしてください。

◇(6)ご褒美を用意する

人間は報酬がないと頑張れない生き物です。

逆にいえば、目の前にニンジンがぶらさがっていれば多少なりとも頑張れるわけです。海外旅行や、おいしいスイーツや、飲み会、異性とのデートなど、未来に希望が見えると楽しくなりますよね。

私たちは、日常の忙しさのなかで、つい自分へのご褒美を忘れてしまいます。自分にやさしくしてあげましょう。すごく大事なことだと思います。

◇(7)アクションを起こして甘え癖を直す

この世にはいろんな「何もかもどうでもいい」があります。

本当に忙しさに追われて真っ白になる人もいれば、特に忙しくもないのに怠惰にとりつかれている人もいるでしょう。

後者の場合、その甘え癖を直さなくてはならないかもしれません。なぜなら、貴女は、これからも生きなくてはならないからです。

辛いのはわかります。しんどいのも、思うように心も身体も動かないのも。それでもアクションを通してしか、人生を変えることができないというのは真実です。

どうか、これも何かの縁だと思って、自分にムチを打ってください。

100点を取ろうとしなくていいんだよ?

それでも、何もかもどうでもよくなるときは確かにありますよね。

そんなときに私が心のなかでつぶやく言葉があります。

「まあ、この世に100点は存在しないからな……」

というものです。

私たちは、つい頭のなかに想像した「100点」を基準にしてしまいます。

イメージするだけなら簡単ですから。

しかし、いざ取りかかろうとすると難しく、めんどくさく感じるのですね。ますます無気力になってしまいます。

だから、どうか「100点はない」ということを思い出してほしいのです。どうにか手をつけて、60点や、75点を出して、なんとかやっていくしかないのです。

私たちは完璧なものを作ることができない。

時には心が楽になる考え方だと思っています。ぜひ辛いときに思い出してみてください。
貴女のもとに幸運が舞い降りることを祈っております。

(浅田悠介)

※画像はイメージです

突然「どうでもよくなる心理」の正体