このほどドイツ路面電車内で、無賃乗車が発覚した女が職員に自らの母乳を浴びせるという事件が発生した。女の身柄を拘束した警察は「異常な行動だ」と驚いている。『New York Post』『Nairobi News』などが伝えた。

ノルトライン=ヴェストファーレン州のゲルゼンキルヘンで先月30日、路面電車の職員が乗客の女から意表を突かれるような攻撃を受けた。31歳の女は同伴の男と一緒に路面電車を利用していたが、職員が乗車券の提示を求めたところ、2人とも乗車券を持たずに乗車していたことが判明した。

無賃乗車ということもあり、職員は2人に身分証明書の提示を求めた。すると女がいきなり胸を出して、職員に母乳を噴射したのだ。職員が驚いたのはいうまでもない。職員が怯んだ隙に男のほうはその場から逃げ去ってしまったが、女はその場で取り押さえられ、通報によって駆けつけた警察官に身柄を拘束された。

女はのちに釈放されたが、警察は乗車券を持たずに路面電車に乗車したこと、さらに職員に対して深刻な身体的危害を加えたとして刑事告訴した。

今回の事件を知った人からは、SNSで次のような声があがっている。

「男を逃すために手段を選ばなかったってこと?」
「これはある意味、生物兵器でしょ!」
「ちょっと混乱しちゃうんだけど、彼女は職員にサービス精神が旺盛だったとも言えるわ!」

ちなみに2014年にも、ドイツで女が薬局の店員に母乳を噴射し現金を盗んだ事件が発生していた。またアメリカのオハイオ州でも2011年に酔って夫に暴力を振るった30歳の女が仲裁に入った警察官に向けて母乳を噴きかけて有罪になっているが当時、母乳で育児中だった女は弁護士に「非常に恥ずかしくて大きな恥をかいてしまった」と話していたという。

画像は『New York Post 2019年12月3日付「Woman sprays fresh breast milk at ticket taker on German trolley」(Daniel Reinhardt)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)

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