リーガ・エスパニョーラ第15節が行われ、レアル・マドリードとエスパニョールが対戦した。

 2位のレアル・マドリードロドリゴ・ゴエスカリム・ベンゼマヴィニシウス・ジュニオールが3トップを組む。一方のエスパニョールは降格圏の19位、リーグ最多失点を喫している。

 試合は開始からレアル・マドリードがボールを保持する展開。エスパニョールはカウンターからチャンスを窺うが、エステバン・グラネロのヘディングシュートはGKの好セーブによって阻まれる。

 すると37分、CKの流れからバイタルエリアでベンゼマがボールを受けると、持ち込んでスルーパス。最後は前線に残っていたラファエルヴァランが左足で流し込んだ。

 39分、1枚イエローカードを受けていたヴィニシウスがエスパニョールMFダビド・ロペスの足にタックルを見舞う形となったがカードはなし。エスパニョール側は抗議を行うが判定は変わらなかった。

 後半に入って79分、フェデリコ・バルベルデが仕掛けから折り返すと、中央のベンゼマハーフボレーで合わせて追加点。エスパニョールを突き放した。

 83分に2枚目のイエローカードを受けたフェルランド・メンディが退場。マルセロやナチョ・フェルナンデスと守備陣にケガ人が相次ぐレアル・マドリードにとっては痛い退場劇となってしまった。

 試合はそのままタイムアップ。レアル・マドリードが本拠地でエスパニョールを2-0で下した。

【スコア】
レアル・マドリード 2-0 エスパニョール

【得点者】
37分 1-0 ラファエルヴァラン(レアル・マドリード
79分 2-0 カリム・ベンゼマレアル・マドリード

レアル・マドリードがエスパニョールを下した [写真]=Getty Images