ナポリは7日、セリエA第15節でウディネーゼとのアウェイ戦に臨み、1-1で引き分けた。

前節ボローニャに競り負けリーグ戦6試合勝利のない7位ナポリ(勝ち点20)は、3日後に決勝トーナメント進出の懸かったチャンピオンズリーグ(CL)のヘンク戦を控える中、現状のベストメンバーで臨み、メルテンスとロサーノが2トップを組んだ。

14位ウディネーゼ(勝ち点14)に対し、フラットな[4-4-2]を継続したナポリがボールを持ったものの全くチャンスを作れずにいると、32分に失点する。

ロングカウンターの流れからフォファナのスルーパスを受けたラザーニャにボックス右へ侵入されシュートを流し込まれた。ハーフタイムにかけても拙攻を続けたナポリは枠内シュート0で後半へ折り返した。

迎えた後半、インシーニェに代えてジョレンテを投入したナポリが引き続きボールを握る展開となった中、53分にファビアン・ルイスがミドルシュートでこの試合初めてのオンターゲットを記録する。

しかし、その後もギアが上がらなかったことを受け、62分にロサーノを諦めてユネスを投入。すると69分、この試合最初のチャンスで同点とした。敵陣でボールを奪った流れからボックス右のジエリンスキが左足で放ったシュートがゴール左に吸い込まれた。

追いついたナポリは78分にジョレンテのヘディングシュートでゴールに迫るも、最終盤にかけては逆転ゴールに近づくようなチャンスは作れずにドロー。泥沼の7試合勝利なしとなった。

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